2007年3月14日 (水)

ミモザの黄色、空の青、そして夕日の赤

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 3月になってはじめてか。もう半分過ぎようとしているのに、ちょっと情けないな。気象庁の予報だと3/19が桜の開花ということだから、気がつくと桜の話題になりそう。実際僕はけっこうな桜マニアなんだよ。日本人ってみんなそうなのかな。この季節になると落ち着かなくなる。桜が咲くようになったら、横浜湘南の名所を案内するよ。

 それだから、というのでもないけれど、桜の名所の様子を見てきた。

 自分にとっての桜の名所っていろいろあるんだ。とっておきの場所というのがある。それって本当は他人には教えたくないくらいの場所なんだ。いくつかそういうところがあるんだけれど、その中の一つである「山手地区」にいってみた。

 空が青く澄んで太陽も照っているから、今日はバイク日和かな、なんて思って薄着でいったんだ。引っ越して山手の丘も元町もずいぶん近くなったので油断していたよ。風が冷たい!冬型の気圧配置のせいでこれだけいい天気になっていたんだね。青空が澄んでいるわけだ。今年はここまで暖冬だったから、太陽の日差しに油断したよ。「さむーい」といいながらも、勢いで走ってみた。

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 まずは「山手カトリック教会」の庭にあざやかな黄色のミモザを見てきたよ。
 このカトリック教会は山手の丘にある、横浜の一つの象徴だ。向かいにはフェリス女学院の重厚な校舎なんかあったりして、洋館が点在するしゃれた地域にあるんだ。他にも横浜市が移築したり保存したりしている洋館があって、いい雰囲気なんだよ。このあたり。

 カトリック教会は緑のトンガリが目印。ミモザはどうかな。
 うん。満開。青空に映えるね。
 ミモザの「黄色」が今日の青空にふさわしい。この青空のためには冬型の気圧配置がよかったなあ。緑のトンガリ屋根にも入ってもらって、「黄色・青・緑」の競演だ。

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 カプラリ号の背景に写っているのは、マリア様の像。この像なにげなく立っているように見えるけれど、すごい由緒のあるものなんだ。このカトリック教会って、ミモザだけでなく、この季節なら沈丁花も満開でいい香り。それに桜もけっこう植えてあって、いつきてもなにかしら教会を彩る背景に花が咲いている。気持ちも落ち着く空間だ。

 この裏に僕の桜のいちおしであるところの「山手公園」がある。桜の様子を見てきたけれど、まあ確かにつぼみはかなりふくらんでいる。

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 それでもここ何日間でどうなるものでもないな。うーん、いつ頃咲くのかな。ここの桜が咲いたら紹介するよ。横浜地域だとここがいちばんだな。できたら実際に見せてあげたいよ。写真だとかでなくね。

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 ついでにやっぱり桜がきれいな「元町公園」の様子を見てきた。こっちまでくると平日でもなんでも観光客が多くいる。桜のつぼみの背景に写っている石造りの建物は「山手聖公会」の教会だ。何年か前火事に見舞われたことがあって、何ヶ月か前かな修繕が完成したのは。こういう建物がこの地域の風景として、観光客を喜ばせている。

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 そのまま「外人墓地」の脇を通って、「港の見える丘公園」を見てきた。
 「外人墓地」からはランドマークタワーやマリンタワーが見えて、横浜らしい風景だね。これって僕なんかにしてみると「当たり前の風景」だけれど、横浜知らない人たちにしてみたら、観光名所が並んだね。

 「港の見える丘公園」には「バラ園」があるんだ。
 というのも、横浜市の花が「バラ」なんだよね。それもあって、横浜市がけっこう力入れてきれいに整備している。

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 もちろん3月のこの時期はこんな感じ。まあ、咲いてはいないよ。というよりも、これから咲く季節に備えて刈り込まれていたりする。それをあえて写真に撮ってみたのは、この後5月に咲いた時の風景と比較するとおもしろいから。これ覚えておいてほしいな。5月になったら満開のバラ園を歩こう。きっとびっくりするよ。

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 「港の見える丘公園」に一ヵ所、梅が咲いている。梅の向こうにベイブリッジが見える。
 なんだか今日は「横浜観光巡り」だね。

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 こんな風に空が青く澄んだ日は、夕日がきれいなんだ。
 ということで、今日の仕上げは「夕日」といこう。

 今横浜の「港の見える丘公園」にいるわけだ。
 横浜のこちら側からは夕日は見えない。やっぱり夕日は湘南側に出ないとだめ。時間に間に合うようにさっさと移動しよう。

 いつも鎌倉の「稲村ガ崎」からの夕日を紹介しているだろう。まあ、確かにあそこはきれいだよ。なんといっても、その視界に江ノ島と富士山が入って、「江ノ島・富士山・夕日」の三点セットが完成するからね。でも、毎回毎回稲村ガ崎というのも味気ないかな、と。で、今回はちょっとだけ場所を変えて「小動神社」にいってみた。
 「小動神社」って読めるかな。これで「こゆるぎ神社」って読むんだ。鎌倉市の腰越漁港の脇にある。国道134号沿いにあるんだけれど、みんな知らない穴場なんだ。今日みたいに夕日がきれいな日は、稲村ガ崎だとカメラがズラリと並んでいる。それが小動神社だと人っ子一人いないからね。実際今日も誰にも会わなかった。

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 今日はちょっと早めにいったんだ。そうしたら、空の色が刻々と変わっていくのがわかるんだ。これは写真に撮っておく価値があるかなと、ねばってみた。

 いつもの稲村ガ崎のものより、明らかに江ノ島が近いだろう。江ノ島の向かいといっていいところだからね。そのかわりに、僕のお気に入りの134号線を走る車のテールライトは見えない。

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 遠くに「えぼし岩」が見えるのわかるかな。実際に肉眼で見る方がわかるみたいだ。サザンの歌に出てくる「えぼし岩」だよ。「勝手にシンドバッド」で「えぼし岩が見えてきた、おれの家も近い」というやつだ。実際昔の人がかぶっていた烏帽子に形がそっくりなんだ。誰かが作っておいたんじゃないかと思うくらい。
 わかるかな。赤く照らされている海面に突き出ているとんがった岩だ。

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 空が赤く染まっていくのに見とれてしまった。いいなあ。こういうのこそ「幸い」なんだろうな。すごい贅沢な気分。
 途中腰越漁港に小さな小さな漁船がもどってきたりした。そんな当たり前の風景が愛おしい。これを自分一人で独占できるんだから、いうことないな。

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 気がついたら今回は横浜湘南観光地巡り。
 山手カトリック教会のミモザを見にいくだけのつもりが、けっこうな距離走った。夕日を最後の最後まで眺めていただろう。当然帰り道は夜。最後の最後まで寒い思いをしてきたよ。寒さの感じる澄んだ空気だからこそ夕日もきれいなんだから、文句はいえないな。

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 さあ、3月。春も本番だ。この3月の間に桜が咲くとしたら、忙しくなりそうだ。楽しみにしていてほしいな。桜の時期は、横浜鎌倉湘南をカブラリ号で縦横無尽に走り回るぞ。

 では、ごきげんよう。

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2007年2月28日 (水)

春を告げる花 沈丁花は前向きの香り

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 気がつくと2月も終わり。2月と3月って、どこか冬と春の区切りのように思える。今日はニュースの見出しに「冬の終わり 今年は雪なし確実」というのがあった。東京都でこの冬雪が一度も降らなかったことをいっているのだろう。ということは、気象の世界においてもこの2月末日までか冬、3月からが春ということなのたろう。なにかこのまま終わりたくないな。ということで、2月終わりの今週、近場だけれど「花巡り」してきた。

 まずはナンバープレート変更にともなって、ナンバープレートホルダーの装着。

Imgp1075 Imgp1087 Imgp1088   ようやく手に入れてきた。こういうのって気にしない人はしないのだろうな。バイクに乗らない人にはこのホルダーがついていることといないことの違いなんて感じられないだろうし、バイク乗りだってそんなにこだわるところじゃあない。それでも僕は気になるんだ。どうもナンバープレート剥き出しだとみすぼらしい気がしてならない。所詮スーパーカブ90なわけで、みすぼらしいもなにもないといわれてしまうと返す言葉もないけれど、ちょっとこだわってみた。装着前と装着後だけれど、どこがどう違うのかって聞かないで。まあ、自己満足の世界だから。

 この間引っ越ししたといったろう。実際そんなに遠い移動じゃなかったので、表通りは走ったことのある道ばかりなんだ。それでも裏通りというのかな、住宅街の路地だとかはまったくわからない。一ヵ所渋滞するところがある。カブラリ号の時はまったく関係ないけれど、自動車だと時間がかかる場合があるので、迂回路がないかと住宅街をウロウロしてみた。

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 いきなり道に迷った。本当に住宅街でなんの目印もない。行き止まりだったりもとの道にもどったりと、自分がどこ走っているのかまったく見当もつかないようなところだった。唯一の収穫がこの「ミモザ」。道路標識を覆ってしまっているのがご愛嬌だ。満開だったのでカブラリ号を停めて写真撮ったけれど、正直もう一度いけといわれても無理だな。
 バイク乗りってみんなそうだろうけれど、細かい道に詳しいんだ。僕も自信があった。横須賀や横浜の元町あたり山下公園あたり本牧あたりなら、タクシーの運転手に負けない自信がある。にもかかわらずこの体たらく。住宅街は手強い。今回は気の利いた抜け道は見つけられなかった。

 ミモザの満開で思い出したけれど、山手の丘の上のカトリック教会のところに見事となミモザがあるんだ。ちょうど満開だろうな。近いうちに眺めにいこう。
 「ミモザ」ってそれだけで「春」って感じがしないかい。「ミモザ」って言葉が、あの黄色い色が、「春」を告げてくれる。実際ヨーロッパではミモザが「春を彩る花の代表」と位置づけられているらしい。日本でいう「桜」の役割を果たしているということのようだ。わかる気がするな。

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 そしてこちらは春の香り「沈丁花」だ。いいね。この香りがすると、「春がきた」って思える。暦の上での立春だとか春一番だとか気象庁のコメントだとか、それよりなにより沈丁花の香りこそ、春の使者だ。
 高校生の頃かな。僕が「春の沈丁花は前向きの香りでこれから先の未来を思い浮かべるけれど、秋の金木犀は後ろ向きの香りで過ぎ去った過去を考えてしまう」というようなことをいったら、やたら感心して「そうそう。それわかるわかる」といってくれたOさんのことを思い出した。今はどうしているのかな。

 最後はこの間空振りに終わった「田浦 梅の里」へ。
 今回はいい感じだった。満開ではないけれど、逆にまだ足下の水仙が脇を支えてくれているので、梅と水仙の風情両方を味わえた。

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 いつもは人っ子一人いないのだけれど、さすがに梅の見頃はけっこう人がいた。それでも他の梅の名所に比べたら空いている。というのか、比較にならないくらい空いているのだろう。もっとも土曜日曜は混んでいるんだ。「梅の里」までハイキング姿の人たちが並んで歩いていく風景をよく見る。

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 Imgp1039 展望台に登っている人たちも何人かいたし、この時も高齢者のハイキンググループがきていた。

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Imgp1037  実際「日本昔話みたいだなあ」なんて思いながら見てきたけれど、写真もいい感じだな。自分でもちょっと感心してしまった。
 なによりここは広々としているのがいい。気持ちがいいよ。

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 遊歩道の様子がわかるだろうか。特に狙って無人の時写真を撮ったわけではないんだ。平日の午後だとこんなものかな。梅の花のトンネルみたいでいいだろう。
 水仙はかろうじて、というところだけれど、梅の木を彩ってくれている。この後梅が満開になるのはいいけれど、その時は脇役の水仙が散ってしまっているから、今がいちばんいいな。

 さて、いよいよ3月か。気象庁の予報だと東京の桜の開花が3/19だという。桜は「開花から一週間で満開になって見頃になる」ということだから、どうやら今年の桜は3月中のことのよう。ということは、もうすぐにそんな季節なんだ。 
 今回「ミモザ見物」を思い立ったけれど、「春の風景」がいよいよ本番になってくるかな。次は山手の方だとか、根岸の森林公園だとか歩いてみようかな。
 中華街までカブラリ号で20分くらいだと思うんだ。30分はかからない。ということは、ちょっとグルメもしてみようかという気持ちにもなる。
 いよいよ春。気がつくと桜が開花していそうだ。桜の時期は意味なく走り回っていろいろなところを眺めてくる。期待していてほしいな。「季節の風景」だけでなく、グルメだとか、カブラリ号の世界をちょっと広げてみようかな。「なにかが始まりそうな春」だからこそ、区切りとしてふさわしい。じゃあ、また。ごきげんよう。

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2007年2月16日 (金)

春 なにかが始まる予感!

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 「春」というのは、「万物の生命が発る」だとか「草木の芽が張る」だとか、そのあたりが語源になっているらしい。「生命が発る」というのは、この場合「発する」なんだろうな。
 たしかに地面の下から草花の芽がのぞいている風景なんてのは、「生命が発する」にふさわしい。なにかが始まるそんな予感のする季節だ。

 2/4が「立春」で、暦の上ではいよいよ春の到来。今年は暖冬で冬らしい寒さがなかったのかもしれないけれど、やっぱり冬は寒い季節。日も長くなって、これから暖かくなっていくのだろうな。
 2/3は「節分」だった。最近は「まるかぶり寿司」なんてのまで登場してきた。豆まきも含めて、一年の暦の中ではそれなりの位置づけだ。立春の前日が節分。文字通り「季節を分ける」わけだ。立春というのは「二十四節気」の一つだろう。当然それぞれの季節ごとに「立夏・立秋・立冬」がある。それらの前日はみな「節分」だった。季節を分ける区切りとしてあるわけだから、それはそうなのだろう。それなのにどうして2/3の節分だけが現在まで風習として生き残っているのだろう。ここからは僕の説だ。「カブラリ説」としておいてもらおうかな。
 結局のところ「春を迎える人の気持ち」って特別なんじゃないかな。夏でもなく、秋でもなく、冬でもなく、春を迎える気持ちこそ、一年の中でも特別な思いを感じる。春から夏、それなりの思いはあるけれど、「春の延長が夏」という気がしないかい。夏から秋、ここは「延長」ではなく、寒さや日照時間が短くなっていくことで、暖かい季節を「惜しむ」形での区切りだ。そして秋から冬、ここは寒く暗い冬を迎える「覚悟」の区切りだ。とてもじゃないけれど祝う気持ちにはなれない。特に、ついこの間までの日本は農耕国家だったわけだ。クリスマスだとかイルミネーションを楽しみに冬を過ごすなんてことはできなかった。人々にとって大切な太陽と暖かさが失われてしまうというだけでも、冬は歓迎できない相手だった。それを乗り越えてようやく迎えた春。太陽のぬくもりを感じながら大地と接する季節。それは他のどの季節を迎えるよりも人々の喜びだったのだろう。だからこそ、「春を迎える」という区切りとしての2/3の節分だけが生き残っているんだと思うな。春を迎える人々の気持ちが、豆まきだとかまるかぶり寿司だとか、イベントに結びつく形で残っているのだろう。そう、「春」はなにかが始まる特別な季節なんだ。

 僕の方も、カブラリ号とともに「なにかが始まる季節」を迎えた。まさしく新しい暮らしだ。まあ、その新しい暮らし故に、ここまで半月なにもできなかったんだけれどね。
 本当に
引っ越し騒ぎで半月なにもできなかったかな。
 ブログどころか、インターネットの回線がつながらないのだから話にならない。ようやくこんな風にパソコンと向かい合えるようになった。
 どんな風に「新しくなった」かというと、これがいちばんわかりやすいかな。ジャン!

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カブラリ号のナンバープレートが変わったんだ。まあ正直モザイクかけて隠すほどでもないけれど、こういうところで使わないと画像をいじるソフトの使い方忘れるので、ちょっと偉そうに隠してみた。
 見れば横須賀市が横浜市に変わっただけなんだけれど、それだけじゃない。ナンバープレートの形が変わっただろう。横須賀市の時は山形というのかな、そんな形だったけれど、横浜市は四角なんだね。おかげでせっかく買ったナンバープレートホルダー、わかるかな、銀色のナンバープレート支えているカバーみたいなやつ、が使えなくなった。なんか悔しいな。どこかでこの四角い形に合ったのを手に入れないとかな。

 まあ、そんなわけで、僕もカブラリ号横浜市民になったよ。実際横須賀と横浜って隣町なんだけれどね。なんにせよ、新しい生活というのはワクワクするものだね。ゴミの捨て方から近くのスーパーの品揃えまで、一つ一つの出来事をおもしろがっているよ。

 さて、そんなことで2月が終わってしまうのが悔しいから、インターネットがつながったのをきっかけに、ちょっと鎌倉回って梅を見てきたよ。庭先の梅もいい具合に咲いているし、今度こそ楽しませてくれるんじゃないかと、前回と同じだけれど朝比奈切通し近くの「十二所果樹園」にいってきたよ。今日の今日。夕方だ。

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 午後遅くなので日陰になってしまって写真が暗いかな。
 もっと「満開」って感じを想像していたけれど、思っていたよりも咲いていなかった。それでも平日のこの時間だと貸切感覚でいいね。

 前回はあまりにも咲いていなかったので写真を撮らなかった果樹園裏側の斜面にある梅林の様子も写してみた。雛壇みたいだろう。日本昔話に出てきそうな景色だ。Imgp0957

 今日は冬型の気圧配置なのかな。空気が澄んでいたのか、頂上の展望台からは富士山もうっすらだけれど見えた。ランドマークタワーだとかベイブリッジはバッチリ。でもいざ目の当たりにしてみると「鶴見つばさ橋」の三角形のアーチの方が明確にわかるなあ。直線距離だと少し遠いはずなのにな。

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 Imgp0977 梅林はまだまだ楽しめそうだね。もう一回ニ回はこられそうかな。
 こんな風に富士山の見える日は夕焼けもきれいかと海岸にいってみることにした。途中「そういえばお気に入りのお寺妙本寺にも梅いくつかあったなあ」と思い出してよってみたんだ。

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Imgp1005 Imgp0994  妙本寺のいいところはいつきても静かで「清浄」な気持ちになれるところ。本当にここにいると京都だとか奈良だとかの古い古い歴史を持つお寺にいる気分になる。鎌倉の中でも別格だ。梅は三分というところかな。日蓮上人の像があるのだけれど、それと重ねるような形で写真に撮ってみた。難しいね。どうすればガイドブックみたいな写真って撮れるのかなあ。まあ素人の僕がいきなりいってあんな写真を撮れるようならなんの苦労もないのだろうけれどね。

 妙本寺でしみじみしていたら、結局海岸の日没に間に合わなかった。ちょうど沈んだところかな。それはそれで残念だけれど、妙本寺の贅沢な時間と引き換えだからしかたないか。まあ、太陽は毎日沈んでいくわけだしね。

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 今日は夕方ちょっと雲が出てしまったけれど、日中は晴天だった。こういう時っていい夕日が撮れるのかな。カメラマンずらりだよ。平日なのにな。

 僕が好きなのは、富士山はもちろん、江ノ島ももちろん、海ももちろん、波に漂うサーファーたちももちろん、意外と思われそうなのが、国道134号線を走る車のテールランプの列。ちょうどこの時間。夜でもなく昼でもなく、夕焼けがきれいなその瞬間を終えて、それでいてまだうっすらと明るいこの時間、「トワイライトタイム」だね、この時間に富士山や海と重なるテールランプの赤い光。

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 夕焼けには間に合わなかったけれど、富士山、江ノ島、テールランプの三点セットで大満足。たった何時間かだけれど、贅沢な時間を味わえた。

 さて、引っ越しも一段落して、「新しい暮らし」が始まった。新しい拠点故に伝えられる風景だとかもたくさんある。気持ちを新たにして、君に湘南の四季を伝えていくよ。「新たにして」なんて大げさかな。というのも、人って環境に左右されるものだろう。新しい環境にいれば、自然と新しい自分にもなるさ。新しい「カブラリ」にもなるのだろう。
 なにを伝えられるかな。「中華街巡り」でもしようか。僕自身がいちばん楽しみにしているのかもしれない。なにかが始まる春。こんな気持ちになれたの久しぶりかもしれない。「お楽しみに」なんて誰かにいうまでもなく、自分自身がいちばん楽しみにしている。「新しい視点」のカブラリ号の活躍を見守っていてね。では、ごきげんよう。
 

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2007年1月31日 (水)

残念 鎌倉の梅は空振り!

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 まあ、忙しい日々を過ごしている。
 引っ越しの準備って大変。そればっかりに振り回されている。それを言い訳にして1月のカブラリ号の活躍が一回二回というのも悔しいから、1月最後のこの日、無理やり時間を作って、鎌倉に梅を見にいってみた。
 今年って暖冬だろう。プラリプラリしている時に見かける庭先の梅も花をつけ始めているから、きっと鎌倉の「内緒の場所」もきっと咲いているだろうなっていってみたんだ。

 「内緒の場所」というのは大げさだけれど、鎌倉のガイドブックには絶対に載っていない。観光客がいくところでもないのだろうな。

 鎌倉のいちばん奥。朝比奈切通しの脇にあるんだ。銀杏の黄葉がきれいだった十二所神社のところを、朝比奈の切通しの方に入っていくところだ。具体的に「どこ」っていわれると難しい。朝比奈なのかな、十二所なのかな。名称も通称「果樹園」っていうんだ。「果樹園、果樹園」って呼んでいるけれど、これってなにかしら正式名称があるのかなあ。

 今日は暖かい昼下がりだった。天気予報によると、梅の季節を通り越して「桜の満開の季節の陽気」ということだ。こんな日ならきっと梅も写真に撮って紹介できるくらい咲いているだろうと思って出かけたんだ。
 
 朝比奈切通しの入り口のところにカブラリ号を停めて、そこからテクテクと歩いていく。バイクならもう少し上までいけるけれど、この山道を歩いていくのが毎年果樹園に梅を見にいく楽しみなんだ。平日の昼下がりだから誰もいない。

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 こんな道を歩いていくんだ。「どこいっちゃうんだろう」「ここって鎌倉なの」という印象だろうな。観光客だと不安になって引き返しちゃうだろう。果樹園に向かう道そのものがもう一つの切通しみたいだろう。

 昨年のちょうどこの時期。やっぱり梅を見にきたんだ。果樹園の入り口のところで、やぶの中がガサガサッていったんだ。なんだなんだと見ると、タヌキが斜面を転げ落ちてくる。ころげ落ちて僕のいる道のところにコテンと落ちる。どうやら冬眠から目が覚めたところらしいんだ。なにが起こっているのかわかっていないんだろうね。人間がいるとだとか身を隠すところもない道に出ちゃっただとか考える余裕もないようで、ソロリソロリと道を横切って下のやぶに消えていった。
 まあ、こっちも驚いたよ。正直鎌倉でタヌキというのはそんなに珍しいものではない。鎌倉って自然が残っているからいろいろな動物がいる。それでも目の前に現れると驚くね。それも野生動物らしさなんて少しもなくて、フラフラなんだから。
 笑ってしまったのが、そのタヌキの顔。逃げるでもない敏捷な身のこなしを見せるでもない状態だから、観察できたんだ。顔がキツネなんだよね。おかしな比喩だけれど、タヌキなんだけれど顔はキツネ。つまりほっそりしてるんだ。冬眠の間なにも食べないわけだろう。冬眠から覚めてすぐの状態だと体内に取り込んだカロリー全部消費してしまっているところなんだろうな。ダイエットしているタヌキというところ。ダイエットしたタヌキは、実はキツネだった。道を歩きながら昨年のことを思い出したよ。

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 山道を登っていくと間もなく果樹園。入り口付近に「果樹園」の看板がかかっている。「この先に本当にあるのかな」と不安になる頃これが見えてくる。観光客にはありがたいだろうな。

 さて、果樹園に到着。看板によると本当にここは「果樹園」。

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 「十二所果樹園」が正式なのかな。実際梅が実をつける季節や栗が実をつける季節は入れない。梅の花の時期だとか、時期を見て開放してくれているんだ。

 暖冬だからと少しも心配していなかったのに、なんと花は少しも咲いていない。水仙ばかりが咲き誇っている。時期としては咲いていてもいいはずなんだけれどなあ。せっかくきたのに残念。

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Imgp0922  悔しいので山頂の風景を紹介しておくよ。なかなかの穴場なんだ。ほぼ360度風景が眺められる。この日は暖かいから霞んでしまっていて富士山は見えなかった。

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 それでも、遠くに海、丹沢方面、ランドマークタワーにベイブリッジ、といい眺めだろう。Imgp0928 Imgp0931

たまたま同じように梅を見にきたらしいおじさんがいたので写真に入れてみた。こんな感じで山頂にピクニックテーブルなんかあって、ちょっとしたハイキング気分が味わえるよ。

 山頂から降りてくる道でなんとか一輪咲いているのを見つけた。

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 気取って写真撮ってみたけれど、本当にこれ一輪。ちょっとさびしいな。田浦の梅の里もそうだったけれど、時期が早すぎたかな。もう一回二回きてみないとかな。

 カブラリ号のところにもどってあらためて思ったけれど、朝比奈切通しっていい雰囲気。鎌倉時代の鎌倉がそのまま残っている。

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 今度ここを紹介しようかな。朝比奈切通しって歴史に出てくるけれど、実際いったことのある人歩いたことのある人ってそういないのかもしれない。今度歩いてみて、紹介してあげるよ。道に沿って清水が流れている。初夏だったかな。以前にきた時サワガニがいたよ。鎌倉にもこんなところがあるんだ。鎌倉って奥が深いだろう。

 うーん、今回は空振り。期待していたのに残念。やっぱり梅って2月のものなのかな。引っ越し騒ぎが終わったら、今度は「梅巡り」を届けるよ。

 引っ越しっていっても隣町みたいなものだけれど、カブラリ号のようなバイクはナンバーの○○市というのが変わることになるんだ。気分一新だね。
 2/4は二十四節気でいう「立春」だ。季節はいよいよ春。春って「新しいなにかが始まる季節」だよね。カブラリ号も僕も、なにかが始まりそうな予感がする。なにが待っているのだろう。楽しみにしていよう。君の方も、新しいなにかが始まるといいね。
 次は「春らしい風景」を伝えられるかな。いつになるやら。引っ越しがんばらなくちゃ。その時まで、ごきげんよう。

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2007年1月17日 (水)

湘南水仙紀行 その二 城ヶ島

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 水仙の甘い香りを求めて、今回は城ヶ島にいってきた。
 「城ヶ島」ってわかるかな。三浦半島の先端にある島だ。地図で見るとあんまり「島」という印象がないけれど、いざいってみると長い橋を渡ったりして、ちょっとした旅行気分が味わえる。
 三浦半島に住んでいるとピンとこないけれど、立派な観光地らしい。向かい側のマグロで有名な三崎港と合わせて、観光バスも多くきていた。

 この間の日曜日、ポカポカしていたので、ちょっと出かけてみた。
 実をいうと、僕の場合「チョイ乗り気分」の距離なんだ。まあ、「いくぞ」と気負うほどではない。「ちょっと水仙でも見にいくか」という気持ちで出かけられるところなんだけれど、世間においては「旅行気分」なのかな。バイクのツーリングも多かった。このところの暖冬で、バイク乗りたちは一足早い春なのかな。往きも帰りも城ヶ島でも、バイクがずいぶんきていた。

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 途中途中、三浦半島ならではの風景を見つけた。
 まずは「三浦大根」だ。立派なものだろう。横須賀市を越えて三浦市に入ると、こんな風景が至るところに見られる。道路の脇に小さな店があって、大根だとか白菜だとか、売っている。心和む風景だよ。

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Imgp0858  もう城ヶ島に近いあたり。ちょっと異様な風景が目に入ってくる。
 これはこれでけっこう知られているのかな。やたらでかい風力発電の風車があるんだ。風車とはいわないのかな。まあ壮観な眺めだ。下がちょっとした公園になっていて駐車場もあるんだ。ドライブの人たちがよるちょっとした観光名所だ。テレビや写真で見ることはあっても、これ実物で見る機会なかなかないのだろうな。いざ眺めてみるとけっこう迫力ある。話の種にはいい。もっとも、これって本当に発電しているのかな。どこまで有効なんだか。通る度に疑問に思う。この風力発電の公園からの眺めがいいんだ。この下のあたりは岩場の海岸だけれど、夏は磯遊びにいいんだ。いつか紹介するよ。

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 そして城ヶ島へ。橋を渡ることになるんだけれど、渡っている時はあまり「島」という実感がない。三崎港から橋全体を眺めてみると「ああ、確かに島だな」という印象だけれど、気がつくと渡っている。

 島そのものは大きな公園みたいな印象なのかな。島全体を周遊できるような散歩コースがあって、いろいろな風景が見られる。

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 水仙はというと、上の駐車場周辺に咲いている。前回の「田浦梅の里」がそこそこ咲いていたから、城ヶ島も咲いているかと思ったけれど、まだつぼみが多かった。これれからだな。
 それでも日曜日のせいか、人がずいぶんきていた。駐車場も半分以上埋まっていたかな。バスもきていた。
 ここってなにがあるわけでもないから、まあみんな遊歩道を歩くわけだ。島全体あっちこっちにいかれるように道がある。実際遊歩道なのかたまたま誰かが通った後が道になっていねのかわからないようなところもあるけれど、丘の上の公園と下を結んでいる道だとか、京急の遊覧船の乗り場に下りていく道だとかいろいろある。

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 展望台に登ってみた。いくつかあるけれど、公園のいちばん奥のもの。さっきの風車が見える。この日はいい天気だったから、千葉県の方がすぐそこに見える。なにがあるわけではないけれど、こんな風景が眺められるだけでもいいものだね。

 今度は反対側の京急の遊覧船乗り場の方へ。せっかくきたのだからとブラブラする。

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 途中の展望台から見える。「ウミウの生息地」。わかるかな。崖が白っぽくなっているだろう。あれがウミウのふんだね。ズームしてもわかるかどうか心配だけれど、黒い点がウミウ。崖の途中に巣穴があって、そこに生息しているわけだ。観光客にしてみると「フーン」て終わってしまうけれど、生物学的には貴重らしい。ウミウがこれだけの規模で生息しているのはめずらしいらしいよ。断崖絶壁で生息を脅かすものが近づけないのがいいんだろうね。

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 下に下りると「洞門」がある。これも「フーン」で終わってしまいそうだけれど、実際見てみると感心する。自然の造詣の美ということだね。たまたま家族連れがのぞいていたので一緒に写してみた。洞門の大きさがわかるだろう。

 途中途中水仙を楽しみながら散歩を終え、今度は対岸の三崎港へ。城ヶ島の島らしい姿というのは、結局のところ遠くから眺めないとわからないだろうと、向こう岸に渡る。

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 Imgp0893 みんなのんびりと釣りなんかしちゃっていい感じだね。昼下がりの贅沢な時間。
 三崎港というと「マグロ」だろう。マグロ漁船がたくさん並んでいた。港らしい港だね。ここはここでけっこう観光名所だ。マグロ尽くしの料理だとか、けっこう人がきているよ。

 帰り道は、三浦半島の野菜畑の中の道をあえて通ってみた。
 というのも、なかなかこういう風景って紹介できないから。

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Imgp0902  「湘南」というとおしゃれな印象だろう。134号線沿いのしゃれたレストランであり、サーファーたちであり。一歩足を延ばしてみると、葉山横須賀三浦あたりには、こんな風景がいくらでもあるんだ。というよりも、こういう風景の方が多い。それがこの地域の魅力だと思う。

 干してある大根の様子。見渡す限り野菜畑の丘。そこに共存している住宅地。これが三浦半島の本当の顔なんじゃないかな。
 「首都圏」という言葉でくくられてしまう神奈川県だ。「都会」という印象なんだろうな。湘南だとか横浜だとかみなとみみらいだとかいう言葉が持つおしゃれな雰囲気とはまた別に、もう一つの神奈川県、湘南の表情がここにある。
 今回城ヶ島訪問で、ぜひともそれを伝えたかった。

 とりあえず三浦半島の水仙紀行を二つ。どんなものかな。どっちもまだ見頃ではなかった。ということは、まだこれから楽しめるということだね。
 今年は「暖冬」だというからね。もしかしたらもうすぐに「梅」の話題になってしまうかもしれない。「田浦梅の里」なんかは、梅と水仙と両方楽しめるかな。異常気象がいいのか悪いのか。
 ちょっと忙しくなりそうだから、次がどうなるかわからないけれど、「小さな春」を見つけられるよう、時間を作ってカブラリ号でブラリブラリしてみるよ。

 水仙の甘い香りが届くといい。では、ごきげんよう。

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2007年1月14日 (日)

湘南水仙紀行 その一

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 さあ、いよいよ2007年。今さらだけれど、今年もよろしく。
 気がつくと1月も14日なんて日付になっていた。半月音沙汰なしでいた。言い訳はあるんだよ。実は2月に引っ越すことにしたんだ。とはいえ、湘南地域の枠組みの中。カブラリ号のナンバーが横須賀市から横浜市になる。実際移動距離だとか考えると大したことはないけれど、なにからなにまで一人でやると大変だ。そんなわけで、カブラリ号は毎日のようにチョコマカチョコマカ走り回ってくれているのだけれど、君に伝えてあげられるような風景を切り取れないでいる。
 「これじゃあ、いけない」ということで、週末ブラリブラリとしてみた。この時期伝えるものを探すのが難しいなって思ったのだけれど、「水仙」なんてどうかなって、思いつくままいってみたよ。

 土曜日は暖かい一日だった。水仙っていうと、伊豆の爪木崎だとかが有名だし、けっこういろいろなところに名所のような場所があるらしい。冬のこの時期は彩ってくれる存在そのものが少ないから、水仙というのは重宝されているのだろうな。

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 僕が出かけたのは横須賀市田浦の「田浦梅の里」というところ。ここって名前の通り梅の名所なんだ。梅という視点で考えたら、神奈川県の中でもそれなりの知名度なんじゃないかな。しかしここはそれだけではないよ。梅の木の足下には、水仙がたくさん植わっている。時期がいいと、梅が咲く木の下では水仙の芳しい香りが、なんてこともあるのだけれど、どんなものかな。
 1月中旬。今年は暖冬だという。カブラリ号で走っていると寒さでいやになるけれど、それはバイク乗りの視点なのかな。関西では日本タンポポが昨年よりも50日以上早く開花したというニュースが伝わってきている。もしかしたら梅の一輪ニ輪、咲いているかもしれない。

 「田浦梅の里」っていっても、神奈川県の人でもきたことのある人少ないだろうな。理由は簡単なんだ。「いくのに不便」かつ、これが最大の理由なんだろうけれど、「駐車場がない」からなんだ。普通「駐車場がない」なんていっても、近所にいけばどうにかなることもあるだろうけれど、ここは本当にどうしようもない。住宅地の中の小山が唐突に梅の里だったりしている。その住宅地そのものがちょっと大きい車なんて入れない地域なんだ。そんなわけで、実際いってみると不安になるくらい不思議な場所にある。
 カブラリ号は心配ないよ。この小山、入り口の裏側に回る形でいくとバイクくらい停められる場所がある。まあカブラリ号の一台ニ台なんてどこでも停められるのだろうけれど、知らないと無理。表側にいくともはやバイクてであってもUターンできないような路地なんだ。

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 実際神奈川の人でも「どこにあるの?」っていう人は多いだろうな。言葉で説明するとその具体的な地名だとか町名だとかいうよりも、「横浜横須賀道路を佐原ICを背にして東京方面に向かっている途中、右手の小山の上が開けた芝生になっていて、横横道路の人たちにわかるように『田浦梅の里』っていう白い文字の看板が立っているところ」っていうとわかりやすいんじゃにないかな。「あそこってなんだろう?」って思いながら通り過ぎている人多いんじゃないかな。今その小山の上に向かっているところだ。

 小山の裏側からヨイショヨイショと山を登る。こちら側はこちら側でちゃんと入り口になっていて登山道がある。しかし本当に登山道という感じ。リスが走り回っていたり、コジュケイという鳥がウロウロしていたり、のどかな田園風景というところかな。

 横須賀ってどんなイメージだろうか?どうしても米軍基地だとか自衛隊の基地だとかの印象になると思うけれど、そちらの方は一つの面でしかないし、実際のどかな地方都市というのが正解なのではないかな。この梅の里だとか周辺の住宅地の方こそ、横須賀らしい風景なのかもしれない。
 
 山の裏側から登ると、なかなか梅園までたどり着けない。さてどうかな、というところ。「暖冬」という言葉にわずかながら期待していったんだ。

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 結論としては、梅に関しては「外れ」。まあ、1月半ばに梅が開花していることを期待するのが無理があるのだろう。梅園のいちばん奥にある木にニ輪だけ花がついていた。くる前に「一輪ニ輪くらいは」と思っていたけれど、実際ニ輪だけだった。

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Imgp0836  もっとも、こちらのお目当ては水仙ということで、こちらはいい感じだったよ。水仙は遊歩道になっているあたりの梅の木の足下に植えられているのだけれど、近くにいくだけでいい香りがしてきた。水仙に関しては五部咲きというところかな。1月の下旬だと「梅プラス水仙」が楽しめるかもしれないな。梅のいい時期の2月になると、今度は水仙が楽しめなくなるかな。1月下旬にもう一回きてみたいな。

 僕自身はもう少し咲いているかなって思ったけれど、梅とのコラボレーションにはあんまり早く満開を迎えてしまうと都合が悪いわけで、ちょうどいいくらいなのかもしれないな。

 遊歩道に沿って水仙が植えられているのがわかるだろう。知られていないわりには、けっこう楽しめるところなんだ。表側の入り口から入ると、この遊歩道の梅林になる。そこを登っていくと、展望台だとかアスレチックだとかあるんだ。半日楽しめるところだけれど、1月半ば土曜日のお昼ちょうどだというのにこの様子。貸切だよ。
 狙って人のいない写真撮っているわけではないんだ。本当に貸切。たまたま展望台写した時一人登っていた。この人ともう一人くらいかな。いたのは。

 ここって梅の時期の土曜日曜はそれなりだけれど、その時期であっても平日なんて空いているんだ。横浜地域にも梅の名所はある。三渓園なんて有名だけれど、順路に従って歩いていると渋滞起こすくらい人がいる。田浦梅の里のこのスカスカ感は気持ちいいね。

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 Imgp0838 展望台に登ってみた。なかなかすごいだろう。この日は暖かかったこともあって遠くまてで見通せない。肉眼だとランドマークタワーまで確認できるけれど、写真だとどうかな。ベイブリッジと鶴見つばさ橋が見えるのがわかるかな。
 横横道路側を眺めてみる。横横道路を走っている時は、あちら側からこの白い文字の看板を見ていることになる。

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 最後まですれ違う人もいなかった。水仙のある風景を独占した感じでよかったな。これで梅がもう少しでも咲いていたならなあ。

 いろいろと用事をすませて、夕方は海沿いの134号に回ってみた。
 冬とはいえ、けっこうな人出だ。時間帯もあるのだろうけれど、渋滞していたよ。最近いろいろいろなところに出かけているわりには、カブラリ号の写真を撮っていなかった。夕焼けを背景に、葉山あたりで写真でも撮ってあげようかなって思ってまずは134号に回ってみたけれど、すでに夕日の時間帯。まずは江ノ電の鎌倉高校前駅の踏み切りで一枚。案の定、シャッター間に合ってない。でも、江ノ電のある風景はただそれだけでお気に入りの風景になってしまうので掲載。右の方に走り去ろうとしている江ノ電写っているんだけれどな。わかるかな。Imgp0840

 渋滞の脇をトロトロ走っていたらおもしろいことに気がついた。この時時間帯が午後の4時半くらいかな。間もなく夕食時だ。この渋滞に並んでいる人たちも、「今晩はどこで食べようかな」なんて思っているのかもしれない。
 この日渋滞で危なっかしいから、左側をゆっくり走っていると、「珊瑚礁」の前ではカレーのいい匂いが、「アマルフィ」だとか「ロンディーノ」の前では、ガーリックを使ってなにかを炒めた匂いなんだろうな。イタリア料理ならではの匂いがした。当たり前っていってしまえば当たり前なんだけれど、普段ビュウってかっとんでいくだけで、意識したことがなかった。スピードが出ていると、匂いを感じることもないのだろうな。
 「ああ、これも湘南の風景の一つなんだろうな」って、新しい発見をした気がした。

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 逗子のトンネル脇にあった、「サブマリンドッグス」の黄色い二階建てバスはなくなってしまった。今は空き地が広がるだけ。あれはあれで逗子のシンボルだったのに残念。空き地の前でちょうど夕焼けがきれいだった。カブラリ号を停めて、写真を撮ってみた。

 今回水仙を見せてあげようと思ったけれど、「さあどうだい、満開だよ」っていうほどではなかったな。とはいうものの、もしかしたら僕のブログみて「いってみようか」なんて思う人もいるのだろうな。その意味では、「これから」を紹介することで伝わるものもあるのだろう。前回のイルミネーションなんて、あれ見て「いいな」なんて思っても、次の機会は一年後だからね。お気に入りの場所「田浦梅の里」を伝えられることでよしとしておくか。
 湘南というと夏のイメージだけれど、それは誰でも伝えられる。カブラリ号でしか拾えない「小さな春」を、また探しにいこう。 

 このブログってあえてどこにもリンクさせないでひっそりとやっているのだけれど、昨年だけでけっこうな数の人が見てくれていた。自分のことながら驚き。
 今年も淡々と続けていこう。始めたのが昨年の7月だから、冬と春は一巡目だ。新年がどうの、だとか、2007年がどうの、って気負うのでなく、季節の何気ない風景を伝えられるといい。今のところ引越しで頭を悩ませているけれど、春に向かってブログも忘れないようにしないと。体調を崩しやすい季節、お互いに健康第一で過ごそう。じゃあまた。ごきげんよう。

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2006年12月25日 (月)

イルミネーション満喫のイブ

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 イブの夜、みなとみらいにイルミネーション見物にいってみたよ。

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 まあ、いろいろなところでいろいろなイベントをやっているみたいだし、氷川丸とマリンタワーが12/25で最後ということになるからね。あらためてどんなものなのか、ブラリブラリとしてみたんだ。

 途中カブラリ号で走っていると、「みなとみらい地区混雑」というような表示が出ていた。まあイブの夜で日曜日なんだし、そりゃそうだろうな、と思いつつとりあえず山下公園までやってきた。確かに道は混んでいるしすごい車の量だけれど、カブラリ号には関係ないな。とはいえ、ここから山下公園周辺、それからみなとみらい地区にカブラリ号で入っていくのは得策ではないだろうということで、いつも無秩序にバイクが停められている山下公園の入り口付近にカブラリ号を停めて、残りは歩いてみることにした。そのおかげで、後になって気がついたけれどカブラリ号の写真が今回も撮れなかった。くやしいな。本当に「散歩」報告になっているよね。まあしかたないか。混雑の中いちいちカブラリ号の停める場所気にしていると、いい景色を見逃すかもしれないからね。もっとも、後でみなとみらい方面に出かけていくとそれが正解ということがわかった。人人人、車車車、で、とてもじゃないけれど、カブラリ号でウロウロできるような状態じゃなかったんだ。

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Dscn1652  いきなりイルミネーションだと感動が薄いかと、準備段階からのぞくつもりで少し早めににいってみた。それでも4時くらいかな。カブラリ号を停めたのがちょうどマリンタワーの前。わかるかな。入場待ちの行列ができていた。すごいことになっていたよ。Dscn1658

 そして山下公園はイルミネーションの準備。後で夜の様子出てくるから比較してみてね。

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 氷川丸はマリンタワー以上に大変なことになっていた。入場待ちの列の写真なんだけれど、最後尾なんてとてもじゃないが写せない。この後もずっと続いて、山下公園の芝生の方まで並んでいたよ。先週きておいてよかった。

 少しずつ少しずつ日が暮れていく。
 氷川丸を背景に山下公園の様子を撮ってみた。

 Dscn1668 人人人なのがわかるかな。この写真だと、みんながみなとみらい大桟橋方向に向かって歩いていることになるのかな。まあ大変な人混みだったよ。

Dscn1670  ふと大桟橋の方を見ると、やたら大きい船が停泊している。あの前方の段々は、いうまでもなく「飛鳥」だ。それもあの巨大さは、ついこの間竣工した「飛鳥Ⅱ」だね。実はこれは予定外。思いもしなかった。「これはいいものが見られた」ということで、僕も大桟橋へ。

 実際見てみるとすごいね。

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 今日はイルミネーション見にきたはずなのに、飛鳥Ⅱに夢中になったよ。
 たまたま隣で眺めている人が、携帯電話で話をしているんだ。どうやら乗船している人と話をしているらしい。乗船している自分たちを写真に撮ってほしいと頼まれているらしかった。その人に「これって動くの」と尋ねると、「5時に出航」と教えてくれた。そう待たされるものでもないので、出航を見送ろうとしばらく眺めていたよ。大桟橋から氷川丸とマリンタワーも撮ってみたけれど、この風景もしばらくは見られないのかな。Dscn1686

 しかし大きい。とにかく大きい。船見るの好きだから、なにかしら大きな船が停泊していると見物にきたりするけれど、飛鳥Ⅱの大きさはなかなか見られるものじゃない。飛鳥は飛鳥で、「日本の船にしては立派」といつも思っていたけれど、飛鳥Ⅱはそれよりも相当に大きいように思うな。飛鳥は「日本の船にしては」という前提があるけれど、飛鳥Ⅱは外国の船に比較してもまったくひけをとらない。いやあ感心したよ。

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 この日の停泊はどういう位置づけなんだろうと疑問に思った。どこかに書いてあるわけじゃないからね。最初は「イブの横浜の夜景を彩るためにわざわざ停泊していくれているのかな」なんて思うくらい、やたらイブの風景、イルミネーションの夜にふさわしいんだよね。まさかそのためにあるわけでもないのだろう。実際乗客大勢乗ってるし。
 「日本一周の途中たまたまイブが横浜」なのか、「これから年末年始どこかに出航」なのか、興味深い。で、隣の人に尋ねると「ああ、イブの夜のディナークルーズだよ。東京湾の方いって帰ってくるらしい」ということで、やたら膨らんでいた妄想がはじけとんだ。立派な客船だからみんな大金はたいて日本一周でもしているのかと思ったのに。意外とこじんまりしたイベントもしてくれるんだね。でも、その方がいいのだろうな。何日間も続く旅だとか日本一周だとかだと、どうしても乗船できる人なんて限られるし。イブの夜の贅沢として、この日を楽しみにしていた人たちがこの後の何時間かを満喫する。そういうことにこんな立派な飛鳥Ⅱを使ってくれるんだから、すごいことだよね。こういうのがきっかけになって長い船旅してみようという人も出てくるのだろうな。

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 ピンボケだけれど、ディナーテーブルわかるかい。ちゃんとフルコースの準備してある。部屋はワンルームマンションみたいになっているんだね。それぞれの部屋にテラスというのかバルコニーがある。部屋と部屋の仕切りがよくマンションなんかにある「緊急時はここを破って避難してください」みたいなやつなんだということに気がついた。見てほしいのは「避難用の船」。乗客たちの頭の上にぶさがっているやつ。これ人の大きさと比較してもらえるとわかるけれど、相当にでかい。これ一艘だけでもそれなりの船だよ。シーバスくらいはあるんじゃないかな。で、明らかにシーバスより立派だし。まあシーバスは何百円で乗れるけれどね。
 わからないと思うけれど、乗客たちみんなグラスかなんか持ってシャンペインかなんか飲んでるんだよね。通路には鼓笛隊みたいな小さなバンドがいるらしく、クリスマスソングなんか演奏している。いくら払うのか知らないけれど、これはこれでいい思い出なんだろうな。Dscn1713 Dscn1681_1
 今回飛鳥Ⅱを見ておもしろいことを思ったよ。というのも、映画の「タイタニック」あるだろう。あれの出航の場面とまったく同じ印象だった。乗客と観客の距離だとか雰囲気だとか船がゆっくり動く様子だとか、「どこかで見たことあるな」と思ったら、「タイタニック」だった。で、「いやあ、映画のタイタニックって本当によくできているんだなあ」と、おかしなところで勉強になったよ。あの映画が歴史上最大のヒットになったのって、そういうところにも理由があるんだろうな。臨場感というのはそれを経験した人でないとわからないのだろうけれど、それを知らない大多数の人にも「大きな客船ってこんななんだろうな」って思わせる説得力があったんだろうね。ジェームスキャメロン監督に脱帽だ。

 というわけで、飛鳥Ⅱの出航の様子に大いに盛り上がったよ。これだけでも本日はきた甲斐があった。
 その後はみなとみらい方面に向かう。ホテルのナビオスのあたりでキャンドルがきれいだということで、それを見物に向かう。

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 いやあ、ここからが大変だった。ただ歩いているだけでも大変。人の流れも、みなとみらい方面に向かう人もいれば山下公園方面に向かう人もいるから、大変なことになっている。ものすごい人混み。車なんてまったく動いていない。みんなウンザリしているのがわかる。そりゃあそうだよ。これだけのパーキングあるわけないよ。それぐらいたくさん車が並んでいる。地方のナンバーも多い。というのか、ここまで乗り入れてしまうのは地方の車なんだろうな。賢い人ならここまでは乗り入れないか、明るいうちに駐車してしまうだろう。とりあえず人の流れに身をまかせる。一人で歩いているのなんて僕ぐらいだね。苦笑いだ。

 ナビオスのあたりでキャンドルを眺めてきたよ。そうそういい忘れた。さっきの大桟橋の写真でもわかるけれど、この日はみなとみらい地区の建物の「全館点灯」だ。これも見てみたかったんだ。

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 全館点灯のランドマークを背景にナビオスのキャンドル。いい風景だろう。通り道なんて一方通行なんだよ。そうしないととんでもないことになるくらい人がいる。このキャンドル誰でも置けるんだよ。隣のテーブルじゃこんな風にカップルだとかが記念に書いていた。いくら払うか尋ねなかったけれど、多少は払うんだろうね。とはいえ、そう驚くような金額ではないのだろう。子供だちか家族連れだとかカップルだとか、いい思い出になるみたいだね。

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 きりがないので引き返した。まだ赤レンガ倉庫の方にもいかないといけないので、ここでもどる。

 赤レンガの中庭はいたずらに明かりがないだけいい雰囲気。いちばんキャンドルらしい明かりが楽しめた。赤レンガ倉庫前のアイススケートリンクも大賑わいだ。

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 話題の「光るスケートシューズ」だよ。ピンボケだけれどわかるかな。写真に撮らなかったけれど、ここすごい行列していた。滑るのにどれぐらい待たされるんだろうな。

 今度は山下公園方面にもどる。とにかく人人人だ。
 山下公園のキャンドルの様子だよ。いつものオブジェみたいなものと重ねると、「いかにも山下公園らしい」風景だね。ここでもみんながキャンドルを書いていた。キャンドルを片手にカップルが記念撮影していたよ。

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Dscn1762  そしてカブラリ号の停めてあるマリンタワー前にもどった。すっかり日が暮れたのにまだ行列が続いているのがわかるかな。今日はこの地域、どこにいっても大賑わいだ。この時までは「カブラリ号を入れた写真撮らないと」と思っていたのに、結局忘れちゃった。

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 今日は思いがけなく飛鳥Ⅱも眺められて、横浜のイブを満喫してきたよ。自分としてはやたら盛り上がった。こんなに楽しめるなんて思わなかったな。いって正解。みなとみらいのイルミネーションはこれからも楽しみにしよう。どうだい、君も楽しんでもらえたかな。

 さて、いよいよ年末だ。次に会うのは新年だね。06年はどんな年だったかな。
 僕の方はというと、うーん、自分で口にすると興ざめだけれど、思い出深い一年だったよ。「いい年」というよりも、自分の中でなにか区切りになる年だった。ここからなにかが始まりそうな予感がする、そんな年だったよ。この後に向けての助走というところかな。この先に待っているものが、いいものである予感がする。
 こんな風に思えるようになったのは最近。以前はなにもかもがむしゃらだったからね。肩の力を抜いて自分らしくふるまえるようになったのが今年06年だったな。こんな風にカブラリ号でブラリプラリする、そんな他愛のない日常を愛おしく思えるようになった。自分の生き方悪くないなって思える。

 07年、勝手な思い込みだけれど、なにかいいことが待っている予感がしている。君にもそれを伝えられるといいな。

 じゃあね。クリスマスは終わったから、「よいお年を」かな。寒くて「伝えたい風景」というのを見つけるのが難しい季節だけれど、また1月、なにか語れるよう好奇心のアンテナを広げておくよ。

 君にとって2007年がよい年でありますように。ごきげんよう。

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2006年12月18日 (月)

さようなら 氷川丸

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 氷川丸とマリンタワーが、とりあえず営業停止になるんだ。
 そんなわけで、一つの区切りとして氷川丸に「さようなら」をいってきたよ。みなとみらいのイルミネーションを堪能しがてら、ブラリブラリと回ってみた。

 師走の土曜日ということで、山下公園周辺は大賑わいだった。実はこの日16日は、夜の7:30から赤レンガ倉庫前の海上で「海のイルミネーション」というイベントがあるんだ。今年で3回目くらいなのかな。毎年見てるんだ。というのも、最初の時はたまたまだったんだよね。たまたま12月の土曜日夕方赤レンガ倉庫のあたりウロウロしてたら、いきなりイルミネーションで飾ったヨットだとかクルーザーがやってくるんだ。この時は見ている人なんか本当に数えるほどで、参加していたヨットも何艘かだったな。毎年見物客も参加のヨットも増えていく。あんまり知られていないイベントなんだけれど、これがけっこうきれいなんだ。なかなか他で見られるものじゃあない。横浜のイルミネーションイベントは他にもいろいろあるけれど、これだけは毎年欠かさず見ている。
 それがあるので、早めにいって氷川丸をのぞいてみようと思ってみたんだ。

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 途中かなりいろいろところをウロウロしてきた。山手の洋館あたりのイルミネーションはきれいかな、なんて調子で山手カトリック教会の丘の上から港の見える丘公園をのぞいて、フランス山を下りて、山下公園にいくというルートを、この日は山手公園のテニスコートのあたりにカブラリ号を置いて、すべて歩いてみた。本当は氷川丸の前にカブラリ号を横付けして記念写真でも撮りたいけれど、さすがにそれはできない。今回はイルミネーション散歩としてみたよ。

 山手の洋館では音楽会が開かれていた。この土曜日はいつになく暖かかったから聴衆のみんなにもよかったな。途中途中歩きながら、昨年の「海のイルミネーション」はすごい寒かったのを思い出したよ。まあ、夜のイベントだからでもあるんだろうけれど。

 途中氷川丸の営業時間をはっきり調べていなかったことに気がついて急ぐ。港の見える丘公園だとかは通っただけだ。フランス山の入り口にできた結婚式場の前でちょうど新郎新婦が記念写真撮っていた。Dscn1561

 「いい風景だな」なんてずいぶん気になったけれど、足早に通り過ぎたよ。

 氷川丸に着いてびっくり。自分の中では「もしかしたら5時までかな」なんて意識があったので、4:30くらいに着いた。なんと大行列。入場制限していたよ。入場も7時くらいまでできるらしかった。みんな氷川丸との別れを惜しみにきたんだね。

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 まあ確認のために書いておく。
 今日のタイトルも「さようなら 氷川丸」だけれど、なくなるわけではないんだろうと思うよ。マリンタワーは実際灯台として港を航行する船にとって大切な存在だから、なくなるということはない。どちらも「営業停止」ということで、氷川丸は日本郵船に、マリンタワーは横浜市に引き取られる。化粧直しをして、新しい「横浜の顔」として、いつかまた登場してくれるのだろう。その時までの「さようなら」だね。

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 それでもやはりこの地域の人たちにとって「氷川丸」って特別な存在だからね。さびしいものだよ。みんなが別れを惜しみにきていた。子供から大人まで。本当に大勢きていたよ。

 入って驚いたのは「おもしろい」「勉強になる」ということ。そして「思っている以上に大きい」こと。ちょっと驚いたし、ちょっと感心した。いつもお尻を向けているだけだろう。大きさの実感がわかなかった。今回入ってみて、あらためて氷川丸って「国際客船」だったんだなあと実感。たしかに南米まで人を運んだり、チャップリンが来日の時に乗船したりと、その時代その時代における国際交通の大きな存在だった。山下公園に停泊していると、なんとなく隣の大桟橋に停泊している船と比べてしまうけれど、立派なものだったよ。

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 実は子供の頃に一回きているんだよね。小学生の頃かな。あれからうん十年なのかな。「ああ、こんなだったのか」と新鮮な気持ちで見て回れたよ。

 艦内は大渋滞というのかな。大行列だったよ。みんなが一列になって見て回っている感じかな。それもそれでいい経験だったよ。ところどころで名残惜しそうに写真を撮っている人たちを見ると、「やっぱり氷川丸って横浜地域の人たちにとって特別な存在なんだなあ」と感じさせてくれる。Dscn1584

 夜景の写真はみんな氷川丸からの風景だ。しばらく見られないかな。

 とりあえず、ひとまず「さようなら 氷川丸」。いい思い出ができたよ。こういうのってきてておくものだね。一つの時代に立ち会った気分。

 氷川丸の後はめずらしくシーバスに乗ってみなとみらいへ。そこから少しもどる形で赤レンガ倉庫へ。「海のイルミネーション」を眺めてきた。

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 笑ってしまうのは、相変わらず見物人が少ないこと。まあ、みなとみらい地区のイルミネーションイベントではいちばん地味なんじゃないかな。でも、いちばんおもしろいと思うよ。赤レンガ倉庫の前の湾内をイルミネーションで飾ったヨットやクルーザーが回るんだけれど、それに乗船している人たちがサンタの格好したり踊ったりしていておもしろいんだ。「微笑ましい」というのかな。好きな人たちだけが集まってひっそりやっている雰囲気がいいんだね。毎年毎年「今年はいろいろ紹介しているから人が集まって大変かな」なんて思うんだけれど、どこか主流になれないB級さがいいね。それでもね、マイクを使って紹介している司会のような人がいるんだ。その人が呼びかけると「なんだなんだ」と人が集まってくる。最終的にはけっこう盛り上がるんだよ。去年もこの同じ場所で見ていたけれど、寒かったのを思い出した。この日は暖かかったな。それだけでもよかった。一年に一度の楽しみだ。来年も楽しみにしていよう。

 さて、今回は氷川丸とイルミネーションの紹介。紅葉が終わると今度はイルミネーションだ。イルミネーションの主役はどうしても華やかなみなとみらい地区になる。「湘南スケトッチブック」のはずなのに、またしばらくは横浜巡りかな。待ちを歩く時はカブラリ号の出番が少ないのがさびしいな。

 氷川丸は12/25までの営業だよ。機会があったらいってみてね。入場料も半額だ。子供なんて100円だもの。「横浜の顔」を子供の思い出にしてあげたいという人が大勢連れてきていたよ。そうやって「ハマッ子」が育っていくのだろうな。

 じゃあまたね。冬は夜が長くて、カブラリ号もゆううつだけれど、夜が長いからこそ、この時期はイルミネーションでも伝えるよ。楽しみにしていてね。ごきげんよう。

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2006年12月 9日 (土)

湘南紅葉通信 最終回 銀杏からイルミネーションへ

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 「紅葉通信」もいよいよ最終回だ。なんといっても、もう12月の声を聞いてしまっているわけだからね。カレンダーも残すところ一枚限り。もう紅葉というのでもないのだろうな。最後を飾る意味で、12月になってすぐに関内の日本大通りをのぞいてきたよ。伝えるのが遅くなってもう一週間が過ぎてしまった。今頃はもうすっかり落葉してしまったのだろうな。

 まずはお目当ての関内方面に向かう途中の三渓園の脇の道路沿いの銀杏並木で寄り道してみたよ。

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 この日は平日だからなんだろうけれど、ここっていつも人気がない。別に狙ったわけでもないのに誰もいない風景写真が写せてしまった。この道路、となりに首都高速の湾岸線が見えるだろう。磯子の方から本牧を抜けていく道だけれど、「産業道路」って呼ばれている。その名の通りトレーラーだとかがゴウゴウ走っているのだけれど、歩いている人だとかはほとんどいない。そういう道路沿いだからいないといっていいのかな。そんなわけで、この道路沿いやたら銀杏きれいなんだけれど、それが話題になることまったくないんだ。独占した気分になれるけれど、どこか「もったいない」気持ちにもなるな。地元の人と土曜日曜に三渓園あたりにくる人たちだけが眺めるだけなのかな。

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 そのまま本牧を抜けて進むとマリンタワーが見えてきた。マリンタワーの下が銀杏並木になっているわけだけれど、黄葉した銀杏が迎えてくれるのがわかるだろう。

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 今回マリンタワーと氷川丸の写真撮ってきた。というのも、この横浜の顔でもあり神奈川の顔でもあるマリンタワーと氷川丸だけれど、この12月でいったん営業終了するんだ。びっくりだろう。経営不振ということらしい。両者ともに「では、撤去しましょう」なんてものではない。マリンタワーは特に灯台としての機能も持っているからね。マリンタワーは横浜市が、氷川丸は日本郵船が引き取ることになっていて、またいつかお目見えすることになるのだろう。とはいえ、ここで一区切り。氷川丸のライトアップやイルミネーションもしばらくは見られなくなるのかな。
 営業は12/25までだから、年末年始に観光にきた人なんかはがっかりするかもしれないな。マリンタワーと氷川丸のクリスマスプレゼントでもないのだろうけれど、12/25まで入場料が安くなるよ。大人が半額で400円くらい。小中学生はなんと100円。いってあげて、いってあげて。なくなるわけではないんだけれど、やっぱりさびしいね。

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氷川丸ついでにニューグランドを山下公園から。銀杏の様子がわかるだろう。ブラリブラリと日本大通りへ。

 前に「黄葉する前の様子を、比較のために写真に執っておく」っていったの覚えているかい。ここでやってみよう。緑から黄色へ。すごいものだろう。

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 カブラリ号を降りてブラブラしてみたよ。前を歩くカップルの足下見てごらん。黄色いじゅうたんなのがわかるだろう。贅沢な気持ちになれるよ。

 気がついたかな。銀杏と銀杏の間に「トナカイ」がいるのが。そう、もうイルミネーションの季節なんだ。Dscn1528 Dscn1536

 「黄葉」は「秋」。「イルミネーション」は「冬」という印象なんだけれど、結局それが同居しているんだね。秋なんだか冬なんだか。赤レンガ倉庫前じゃアイススケートリンクの準備していたのにな。

 県庁と黄色く色づいた銀杏と。いいものだろう。アルテリーベやランチャンアベニューの熱いコーヒーが恋しくなるね。

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 さあ、これで紅葉の季節もおしまいかな。

 帰り道はみなとみらいの方ものぞいてみたよ。こちらはすっかりクリスマス気分。イルミネーション満載だ。次のカブラリは、イルミネーション巡りを伝えるよ。それはそれで、僕自身けっこう楽しみにしているんだ。いろいろと調べたりしてね。

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 これで秋に区切りをつけよう。12月のこの写真からは、「マイフォト」も「冬」としなくちゃかな。寒いけれども、カブラリ号は元気だよ。寒いからこそ見られる風景がある。閉じこもらないで、それを伝えられるよう飛び回ってみるよ。正直カブラリ号に乗っていると相当に寒いんだけれどね。

 じゃあね。次は「冬の風景」「年末の風景」。お楽しみに。ごきげんよう。

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2006年12月 6日 (水)

湘南紅葉通信 第五弾 紅葉ハイキング

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 今回はカブラリ号を写真に収めることができなかったんだ。
 というのも、今回は鎌倉の山の中に紅葉を見にいったんだ。ハイキングコースの入り口まではカブラリ号でいったんだけれど、今回はそこから入った山道のハイキングコースの様子だけしか写さなかった。カブラリ号が風景の一部にならないのはさびしいけれど、紅葉のこの時期どうしてもここは紹介してあげたかったから、今回の旅行記
はちょっとした「山と渓谷」風かもしれない。

 鎌倉の山の中の、大きな大きな銀杏の樹の、見事な黄葉を見せにつれていくよ。

 いったのは先週金曜日なんだ。忙しいのでこうして紹介するのが遅くなってしまったけれど、本当のところ、これを見て君が「いってみようか」なんて思ってもらうようなのが理想なんだ。でも、この何日間かでもう見頃も終わってしまったかな。もっと早く伝えてあげられればよかったな。

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 場所としては鎌倉の二階堂というのかな。このあたり、ハイキングコースの入り口あたりの住宅街は地名としても「紅葉ガ谷」というんだ。これで「もみじがやつ」だね。地名からして紅葉がきれいそうだろう。
 ハイキングコースに入ったあたりは「獅子舞」という地名になっている。僕も普通に「獅子舞」といっている。鎌倉宮の裏側の住宅街を抜けて山の方に向かうと、ハイキングコースの入り口になっている。入り口あたりは銀杏はないんだ。紅葉もなく銀杏もない、鬱蒼とした山道を歩いていく。清水がちょっとした流れになっていて岩を削っていく。これはこれで、「鎌倉にもこういう風景があるんだあ」とちょっと驚くような景色だよ。

 このハイキングコースは尾根の上で天園のハイキングコースにつながっている。そういう風に説明すると、鎌倉を知っている人はわかるかもしれないな。建長寺の方からつながっていて、瑞泉寺に下りられる道だ。その途中の枝道ということになる。

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 鬱蒼とした、ちょっとした山道を歩くことになる。運動靴でないとだめだ。ところどころに水が流れていてそのためいつも地面がぬかるんでいるんだ。道は荒れているけれど、斜面だとか距離だとかはそう大変な道でもないし、銀杏のきれいなところまでそんなにかからない。逆に山道を少し歩くだけでこんなところがあるということにみんな驚くよ。

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 どうだい。見事なものだろう。山の中で誰が手入れをするわけでもないからか、枝振りがすごいだろう。一本の樹なのかどうかもわからないくらいだ。たまたま付近にいたグループが大きな銀杏の脇を歩いているのを写してみた。幹の太さがわかるだろう。Dscn1479

 まあ、すごいものだよ。見上げると青い空と黄色い銀杏と。鮮やかに浮かび上がる。写真に写せなくて残念だったけれど、風が吹くと真黄色の銀杏の葉がバラバラッて音をたてて落ちてくる。僕だけでなくて、周囲にいる人みんな圧倒されていたよ。最近は人が多くて辟易することもあるけれど、まあここは別格だ。
 主役は銀杏なんだろうけれど、紅葉もそこここにけっこうあって、黄色、紅、空の青と、鎌倉の片隅でありながら、自然の素晴らしさを実感させてくれるよ。

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 最近この獅子舞すごい人気があるんだ。どれぐらい人が入っているかわかるかな。写真でわかるだろうか。一列になってみんなが歩いている。最近の中高年の登山ブームハイキングブームの影響で、とにかく年配の人が多い。こういう人たちって平日も身体が自由なんだろうな。この日も平日だけれど、帰り道は一列になって歩くくらいだった。
 混雑がいやでこの日は午後いってみたんだ。混雑を避け、それでいて太陽の光が山の中に木々を通して射し込むようでないと黄葉の美しさを味わえないから、頭を使ってみたんだけれど、紅葉の季節にもう空いているということはないのかな。
 銀杏がきれいなあたりはたまたまなんだろうけれど空いていて、十分に堪能できた。作戦勝ちかな。土曜日曜はすごいよ。本当に冗談みたい。山道を抜けて住宅地まで列が続くからね。

 今回はちょっとしたハイキングだ。カブラリ号の出番がなくてちょっとさびしいけれど、こうやって鎌倉のもう一つの表情を紹介できるのは喜びだよ。いつか連れていってあげたいな。
 師走の声を聞いたのに紅葉の話題なんておかしな気分。いつの間にか紅葉って12月のものになってしまった気がする。それでも、鶴岡八幡宮の大銀杏なんてまだこれからだもんなあ。色づくのは。もう一度くらい「紅葉通信」になるのかな。クリスマスのイルミネーションと銀杏とを一緒に味わえるというのは、贅沢なのかどうなのか。

 寒さももう本番だ。お互いに健康に気をつけよう。では、ごきげんよう。

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