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2007年3月14日 (水)

ミモザの黄色、空の青、そして夕日の赤

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 3月になってはじめてか。もう半分過ぎようとしているのに、ちょっと情けないな。気象庁の予報だと3/19が桜の開花ということだから、気がつくと桜の話題になりそう。実際僕はけっこうな桜マニアなんだよ。日本人ってみんなそうなのかな。この季節になると落ち着かなくなる。桜が咲くようになったら、横浜湘南の名所を案内するよ。

 それだから、というのでもないけれど、桜の名所の様子を見てきた。

 自分にとっての桜の名所っていろいろあるんだ。とっておきの場所というのがある。それって本当は他人には教えたくないくらいの場所なんだ。いくつかそういうところがあるんだけれど、その中の一つである「山手地区」にいってみた。

 空が青く澄んで太陽も照っているから、今日はバイク日和かな、なんて思って薄着でいったんだ。引っ越して山手の丘も元町もずいぶん近くなったので油断していたよ。風が冷たい!冬型の気圧配置のせいでこれだけいい天気になっていたんだね。青空が澄んでいるわけだ。今年はここまで暖冬だったから、太陽の日差しに油断したよ。「さむーい」といいながらも、勢いで走ってみた。

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 まずは「山手カトリック教会」の庭にあざやかな黄色のミモザを見てきたよ。
 このカトリック教会は山手の丘にある、横浜の一つの象徴だ。向かいにはフェリス女学院の重厚な校舎なんかあったりして、洋館が点在するしゃれた地域にあるんだ。他にも横浜市が移築したり保存したりしている洋館があって、いい雰囲気なんだよ。このあたり。

 カトリック教会は緑のトンガリが目印。ミモザはどうかな。
 うん。満開。青空に映えるね。
 ミモザの「黄色」が今日の青空にふさわしい。この青空のためには冬型の気圧配置がよかったなあ。緑のトンガリ屋根にも入ってもらって、「黄色・青・緑」の競演だ。

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 カプラリ号の背景に写っているのは、マリア様の像。この像なにげなく立っているように見えるけれど、すごい由緒のあるものなんだ。このカトリック教会って、ミモザだけでなく、この季節なら沈丁花も満開でいい香り。それに桜もけっこう植えてあって、いつきてもなにかしら教会を彩る背景に花が咲いている。気持ちも落ち着く空間だ。

 この裏に僕の桜のいちおしであるところの「山手公園」がある。桜の様子を見てきたけれど、まあ確かにつぼみはかなりふくらんでいる。

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 それでもここ何日間でどうなるものでもないな。うーん、いつ頃咲くのかな。ここの桜が咲いたら紹介するよ。横浜地域だとここがいちばんだな。できたら実際に見せてあげたいよ。写真だとかでなくね。

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 ついでにやっぱり桜がきれいな「元町公園」の様子を見てきた。こっちまでくると平日でもなんでも観光客が多くいる。桜のつぼみの背景に写っている石造りの建物は「山手聖公会」の教会だ。何年か前火事に見舞われたことがあって、何ヶ月か前かな修繕が完成したのは。こういう建物がこの地域の風景として、観光客を喜ばせている。

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 そのまま「外人墓地」の脇を通って、「港の見える丘公園」を見てきた。
 「外人墓地」からはランドマークタワーやマリンタワーが見えて、横浜らしい風景だね。これって僕なんかにしてみると「当たり前の風景」だけれど、横浜知らない人たちにしてみたら、観光名所が並んだね。

 「港の見える丘公園」には「バラ園」があるんだ。
 というのも、横浜市の花が「バラ」なんだよね。それもあって、横浜市がけっこう力入れてきれいに整備している。

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 もちろん3月のこの時期はこんな感じ。まあ、咲いてはいないよ。というよりも、これから咲く季節に備えて刈り込まれていたりする。それをあえて写真に撮ってみたのは、この後5月に咲いた時の風景と比較するとおもしろいから。これ覚えておいてほしいな。5月になったら満開のバラ園を歩こう。きっとびっくりするよ。

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 「港の見える丘公園」に一ヵ所、梅が咲いている。梅の向こうにベイブリッジが見える。
 なんだか今日は「横浜観光巡り」だね。

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 こんな風に空が青く澄んだ日は、夕日がきれいなんだ。
 ということで、今日の仕上げは「夕日」といこう。

 今横浜の「港の見える丘公園」にいるわけだ。
 横浜のこちら側からは夕日は見えない。やっぱり夕日は湘南側に出ないとだめ。時間に間に合うようにさっさと移動しよう。

 いつも鎌倉の「稲村ガ崎」からの夕日を紹介しているだろう。まあ、確かにあそこはきれいだよ。なんといっても、その視界に江ノ島と富士山が入って、「江ノ島・富士山・夕日」の三点セットが完成するからね。でも、毎回毎回稲村ガ崎というのも味気ないかな、と。で、今回はちょっとだけ場所を変えて「小動神社」にいってみた。
 「小動神社」って読めるかな。これで「こゆるぎ神社」って読むんだ。鎌倉市の腰越漁港の脇にある。国道134号沿いにあるんだけれど、みんな知らない穴場なんだ。今日みたいに夕日がきれいな日は、稲村ガ崎だとカメラがズラリと並んでいる。それが小動神社だと人っ子一人いないからね。実際今日も誰にも会わなかった。

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 今日はちょっと早めにいったんだ。そうしたら、空の色が刻々と変わっていくのがわかるんだ。これは写真に撮っておく価値があるかなと、ねばってみた。

 いつもの稲村ガ崎のものより、明らかに江ノ島が近いだろう。江ノ島の向かいといっていいところだからね。そのかわりに、僕のお気に入りの134号線を走る車のテールライトは見えない。

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 遠くに「えぼし岩」が見えるのわかるかな。実際に肉眼で見る方がわかるみたいだ。サザンの歌に出てくる「えぼし岩」だよ。「勝手にシンドバッド」で「えぼし岩が見えてきた、おれの家も近い」というやつだ。実際昔の人がかぶっていた烏帽子に形がそっくりなんだ。誰かが作っておいたんじゃないかと思うくらい。
 わかるかな。赤く照らされている海面に突き出ているとんがった岩だ。

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 空が赤く染まっていくのに見とれてしまった。いいなあ。こういうのこそ「幸い」なんだろうな。すごい贅沢な気分。
 途中腰越漁港に小さな小さな漁船がもどってきたりした。そんな当たり前の風景が愛おしい。これを自分一人で独占できるんだから、いうことないな。

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 気がついたら今回は横浜湘南観光地巡り。
 山手カトリック教会のミモザを見にいくだけのつもりが、けっこうな距離走った。夕日を最後の最後まで眺めていただろう。当然帰り道は夜。最後の最後まで寒い思いをしてきたよ。寒さの感じる澄んだ空気だからこそ夕日もきれいなんだから、文句はいえないな。

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 さあ、3月。春も本番だ。この3月の間に桜が咲くとしたら、忙しくなりそうだ。楽しみにしていてほしいな。桜の時期は、横浜鎌倉湘南をカブラリ号で縦横無尽に走り回るぞ。

 では、ごきげんよう。

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