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2006年12月18日 (月)

さようなら 氷川丸

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 氷川丸とマリンタワーが、とりあえず営業停止になるんだ。
 そんなわけで、一つの区切りとして氷川丸に「さようなら」をいってきたよ。みなとみらいのイルミネーションを堪能しがてら、ブラリブラリと回ってみた。

 師走の土曜日ということで、山下公園周辺は大賑わいだった。実はこの日16日は、夜の7:30から赤レンガ倉庫前の海上で「海のイルミネーション」というイベントがあるんだ。今年で3回目くらいなのかな。毎年見てるんだ。というのも、最初の時はたまたまだったんだよね。たまたま12月の土曜日夕方赤レンガ倉庫のあたりウロウロしてたら、いきなりイルミネーションで飾ったヨットだとかクルーザーがやってくるんだ。この時は見ている人なんか本当に数えるほどで、参加していたヨットも何艘かだったな。毎年見物客も参加のヨットも増えていく。あんまり知られていないイベントなんだけれど、これがけっこうきれいなんだ。なかなか他で見られるものじゃあない。横浜のイルミネーションイベントは他にもいろいろあるけれど、これだけは毎年欠かさず見ている。
 それがあるので、早めにいって氷川丸をのぞいてみようと思ってみたんだ。

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 途中かなりいろいろところをウロウロしてきた。山手の洋館あたりのイルミネーションはきれいかな、なんて調子で山手カトリック教会の丘の上から港の見える丘公園をのぞいて、フランス山を下りて、山下公園にいくというルートを、この日は山手公園のテニスコートのあたりにカブラリ号を置いて、すべて歩いてみた。本当は氷川丸の前にカブラリ号を横付けして記念写真でも撮りたいけれど、さすがにそれはできない。今回はイルミネーション散歩としてみたよ。

 山手の洋館では音楽会が開かれていた。この土曜日はいつになく暖かかったから聴衆のみんなにもよかったな。途中途中歩きながら、昨年の「海のイルミネーション」はすごい寒かったのを思い出したよ。まあ、夜のイベントだからでもあるんだろうけれど。

 途中氷川丸の営業時間をはっきり調べていなかったことに気がついて急ぐ。港の見える丘公園だとかは通っただけだ。フランス山の入り口にできた結婚式場の前でちょうど新郎新婦が記念写真撮っていた。Dscn1561

 「いい風景だな」なんてずいぶん気になったけれど、足早に通り過ぎたよ。

 氷川丸に着いてびっくり。自分の中では「もしかしたら5時までかな」なんて意識があったので、4:30くらいに着いた。なんと大行列。入場制限していたよ。入場も7時くらいまでできるらしかった。みんな氷川丸との別れを惜しみにきたんだね。

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 まあ確認のために書いておく。
 今日のタイトルも「さようなら 氷川丸」だけれど、なくなるわけではないんだろうと思うよ。マリンタワーは実際灯台として港を航行する船にとって大切な存在だから、なくなるということはない。どちらも「営業停止」ということで、氷川丸は日本郵船に、マリンタワーは横浜市に引き取られる。化粧直しをして、新しい「横浜の顔」として、いつかまた登場してくれるのだろう。その時までの「さようなら」だね。

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 それでもやはりこの地域の人たちにとって「氷川丸」って特別な存在だからね。さびしいものだよ。みんなが別れを惜しみにきていた。子供から大人まで。本当に大勢きていたよ。

 入って驚いたのは「おもしろい」「勉強になる」ということ。そして「思っている以上に大きい」こと。ちょっと驚いたし、ちょっと感心した。いつもお尻を向けているだけだろう。大きさの実感がわかなかった。今回入ってみて、あらためて氷川丸って「国際客船」だったんだなあと実感。たしかに南米まで人を運んだり、チャップリンが来日の時に乗船したりと、その時代その時代における国際交通の大きな存在だった。山下公園に停泊していると、なんとなく隣の大桟橋に停泊している船と比べてしまうけれど、立派なものだったよ。

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 実は子供の頃に一回きているんだよね。小学生の頃かな。あれからうん十年なのかな。「ああ、こんなだったのか」と新鮮な気持ちで見て回れたよ。

 艦内は大渋滞というのかな。大行列だったよ。みんなが一列になって見て回っている感じかな。それもそれでいい経験だったよ。ところどころで名残惜しそうに写真を撮っている人たちを見ると、「やっぱり氷川丸って横浜地域の人たちにとって特別な存在なんだなあ」と感じさせてくれる。Dscn1584

 夜景の写真はみんな氷川丸からの風景だ。しばらく見られないかな。

 とりあえず、ひとまず「さようなら 氷川丸」。いい思い出ができたよ。こういうのってきてておくものだね。一つの時代に立ち会った気分。

 氷川丸の後はめずらしくシーバスに乗ってみなとみらいへ。そこから少しもどる形で赤レンガ倉庫へ。「海のイルミネーション」を眺めてきた。

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 笑ってしまうのは、相変わらず見物人が少ないこと。まあ、みなとみらい地区のイルミネーションイベントではいちばん地味なんじゃないかな。でも、いちばんおもしろいと思うよ。赤レンガ倉庫の前の湾内をイルミネーションで飾ったヨットやクルーザーが回るんだけれど、それに乗船している人たちがサンタの格好したり踊ったりしていておもしろいんだ。「微笑ましい」というのかな。好きな人たちだけが集まってひっそりやっている雰囲気がいいんだね。毎年毎年「今年はいろいろ紹介しているから人が集まって大変かな」なんて思うんだけれど、どこか主流になれないB級さがいいね。それでもね、マイクを使って紹介している司会のような人がいるんだ。その人が呼びかけると「なんだなんだ」と人が集まってくる。最終的にはけっこう盛り上がるんだよ。去年もこの同じ場所で見ていたけれど、寒かったのを思い出した。この日は暖かかったな。それだけでもよかった。一年に一度の楽しみだ。来年も楽しみにしていよう。

 さて、今回は氷川丸とイルミネーションの紹介。紅葉が終わると今度はイルミネーションだ。イルミネーションの主役はどうしても華やかなみなとみらい地区になる。「湘南スケトッチブック」のはずなのに、またしばらくは横浜巡りかな。待ちを歩く時はカブラリ号の出番が少ないのがさびしいな。

 氷川丸は12/25までの営業だよ。機会があったらいってみてね。入場料も半額だ。子供なんて100円だもの。「横浜の顔」を子供の思い出にしてあげたいという人が大勢連れてきていたよ。そうやって「ハマッ子」が育っていくのだろうな。

 じゃあまたね。冬は夜が長くて、カブラリ号もゆううつだけれど、夜が長いからこそ、この時期はイルミネーションでも伝えるよ。楽しみにしていてね。ごきげんよう。

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