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2006年11月22日 (水)

湘南紅葉通信 第三弾 鎌倉銀杏くらべ

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 火曜日はいい天気になった。午前中たまたま時間が取れたので、気になっていた「鎌倉銀杏巡り」をしてきたよ。
 前回は関内の銀杏だったけれど、横浜関内の銀杏と古都鎌倉の銀杏はずいぶん印象が異なるのがわかってもらえるといいな。

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 まずは久しぶりに黄金海岸によってみた。僕の中では夕日がきれいに見えて海岸がキラキラ輝くので「黄金海岸」だけれど、まあ、一色海岸だね。御用邸裏の。
 海岸側から葉山の山を写してみた。海岸から美術館の方を向いている感じかな。ところどころに紅葉している樹が見えるだろう。いよいよ湘南にも紅葉の季節がやってきた。

 今日は「紅葉」とはいいながらも、時間の関係で銀杏限定。「黄葉巡り」ということになるのかな。自分の中で「気になる銀杏」というのがところどころあるんだ。それを巡ってみたよ。

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 まずは「十二所神社」。ここは周辺が杉で緑の中に銀杏が浮かび上がるんだ。まあ、なんとなく銀杏が存在感を示し始めているけれど、まだまだだね。十二所神社とその脇に、見事な銀杏があるんだ。また今度紹介するよ。この様子を覚えておいて。次はドーンと存在感の増した銀杏になっているよ。きっと。

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 逗子と鎌倉の境にあるハイランド住宅地の鎌倉側入り口には、僕が「鎌倉地域の銀杏黄葉の目安」としている二本の樹があるんだ。なんのことない小さな樹のように見えるだろう。それがこの二本、道端すぐのところにあるせいか妙に存在感があるんだよね。カブラリ号でも車でも、通り過ぎる時やたら気になるんだ。ところがこの二本は青々としている。なんか拍子抜けだな。関内の銀杏の方が色づくのは早いということなのかな。単純に一本一本の樹の事情だとか日照の影響なのかな。

 次にいったのはちょっと意表を突くところだよ。「荏柄天神」だ。銀杏はもちろんだけれど、たまたま知り合いに受験生がいるので、お参りもしてみようと思ったんだ。
 「鎌倉の紅葉」といった時、鶴岡八幡宮の大銀杏も含めて、ところどころ銀杏が紹介されることがある。それでもここ荏柄天神の銀杏というのはあまり知られていないんじゃないかな。ほら、書いてあるように市の天然記念物ということで、実物は立派なものだよ。幹周りなんて驚くくらいだろう。

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 銀杏そのものはまだ色づいていなかったなあ。お参りをして、ついでに「合格祈願鉛筆」を一ダース手に入れたよ。一ダースで1000円だった。もうすぐ12月。そして翌1月はいよいよセンター試験だ。まさしく受験生たちは佳境というところなのかな。これは受験生への陣中見舞いとして渡すことにする。

 時間もないのでそのまま近いところ近いところへ移動して、鶴岡八幡宮の大銀杏へ。

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 ここもどうしたんだいと心配したくなるくらい青々と元気一杯。この大銀杏の黄葉は本当に見事なんだ。見せてあげたいと思ったけれど、まだまだ早いね。12月だろうな。また様子を見にこよう。でもこの日は青空に大銀杏が映えて、黄葉とはまた別に美しい風景だったな。得した気分だ。

 そして最後は妙本寺へ。僕のお気に入りの場所だね。四季折々に美しい寺だけれど、やっぱり銀杏なのかなあ。

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 ここは花がどうの樹がどうのというよりも、この寺が発する雰囲気というものに魅了される。お寺らしいお寺だ。その意味でいつきても気持ちの落ち着けるいいところなんだけれど、荏柄天神と同じく市の手天然記念物ということで、銀杏が見物なのかな。
 ここもそれほど色づいていない。それでも静けさの中で、他のどことも異なる透明な空気を吸い込んで、いい気持ちになれた。

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 今回のあわただしい「銀杏巡り」の中では、多少なりとも色づいていたのは十二所神社くらいだった。関内だとか三渓園の方はかなり色づいていただけに意外だなあ。鎌倉の方が遅いんだね。まあ、横浜を楽しんで、その後鎌倉ということでちょうどいいのかな。

 また暇を見つけて鎌倉を回ってみるよ。源氏山の方はもみじもいい感じなのだろうし。今回はみんな鶴岡八幡宮向かって右側だったろう。源氏山だとか、あっちものぞいてみないとね。明日の祭日や週末の天候はどうなのかな。どうやら今週来週あたりが横浜で、その後が鎌倉というところか。今週末は時間があったらまた横浜の方にいってみるよ。なにかおもしろいもの、見つけてこられるかな。

 温暖の差が激しいこの時期体調に気をつけて。じゃあ、また。ごきげんよう。

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2006年11月19日 (日)

湘南紅葉通信 第ニ弾 関内へいく

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 関内の日本大通りへ、銀杏の黄葉具合を見にいってきたんだ。
 白状すると、「そろそろ見頃かなあ。様子見にいきたいなあ」
とここのところずっと思っていたのだけれど、今日は朝から横浜駅の方で用事があったんだ。その用事の合間合間にちょっとカブラリ号を走らせて、銀杏の様子をのぞいてきたよ。

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 今日は青山のホンダのショールームで「カフェカブミーティング」があったんだ。
 いきたかったなあ。
 毎度毎度楽しませてもらっているカブ乗りのみなさんのブログだとかホームページだとかで、カフェカブミーティング、始まる前からずいぶん盛り上がっていたんだ。ずいぶん遠くからくる人もいて、みなさん気合入ってた。
 おしゃれなカブの実物が目の当たりにできるだけでなく、カブ仲間とも知り合うことができるいい機会だから、ぜひともいきたかったのに。
 結局横浜で用事があって、いかれなかった。横浜の方もちょうど12時過ぎから降りだしたけれど、カフェカブどうだったのかなあ。くやしいな。

 そんなわけで、今日は午前中どうしても横浜から離れられない用事があったから、それならそれと開き直って、横浜周辺というのかな、関内、みなとみらい周辺を少し走ってみたよ。

 気になっていた銀杏は、思っている以上に黄葉していて驚かされたよ。

 というのも、今年は「暖秋」ということで、どこも紅葉が遅いんだ。
 気象庁が「紅葉前線」というのを発表しているのを知っているかな。「桜前線」のように、観測地点観測地点ごとに、紅葉の様子を調べているんだ。
 確か昨日あたりが「長野県松本市」ということだから、「日本大通りの銀杏なんてまだまだだろうな」って思っていたんだ。
 朝のまだ誰もいないような時間にまず一度山下公園周辺や日本大通りを走ったけれど、いやあ、きれいだったよ。「黄葉真っ盛り」とはいかないけれど、「黄葉真っ盛り」って場合によってはもう落葉になってしまうだろう。少しタイミングを逃すと、それこそ裸の銀杏を眺めるしかなくなる。その前の段階で一度確認しておきたかったんだけれど、まさしく今日がその時というタイミングだったよ。周辺を見回して緑のものがあるにしても、これぐらいがいちばんきれいなのかもしれないな。

 写真は昼過ぎにあらためて撮りにきたんだ。ちょうど雨が降りだしたところで、ひどい目に遭ったよ。今日は12月中旬の気温ということで、まさに「氷雨」というところだった。まず日本大通りをのぞいてみた。

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 前に一度、「黄葉する前の写真撮っておいて比較するんだ」っていったろう。ここでやってみようか。写真の撮影位置がいいかげんだから重ならないけれど、ずいぶん印象が変わるだろう。カブラリ号が写っている方は9月下旬。まだ夏の名残がある。そして今日。写真に写っていないのに、空気の濃さまで違うように思えるね。今日の方が空気が透き通っているように思えるな。今日は雨も降り出して気温も低いので、どこもオープンカフェは店じまいだ。晴天の暖かい日だったら、この黄葉の銀杏の下でオープンカフェなんて、いいだろうな。

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 県庁を背景に。重厚な建物と、鮮やかな銀杏と。

 本日の一番は、山下公園の方に回るところ、大桟橋の入り口の交差点脇の銀杏。他の並木道の銀杏と違って、一本どんと立っているからかな。枝を広げるのに邪魔がないんだろうね。他の銀杏とは存在感が違うだろう。背景になっているのは「海岸教会」だよ。

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 そして山下公園前の通り。マリンタワー、ホテルニューグランドと写してきた。この頃になるとずいぶん降ってきて、大変だったよ。おまけに今日の寒さでシャッターを押す手がかじかんでね。バイク用の手袋をしているのだけれど、バイクにまたがっては手袋をつけ、きれいな風景があると手袋を外し、と大変な作業だったよ。「寒さ」というのは手強い。

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 そんな風に悪戦苦闘しながら撮影していたら、今回もカブラリ号の勇姿を入れられなかった。うかつ。

 本牧の方からくると山下公園前の銀杏並木がいっそうきれいに見えるよ。

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 三渓園の方からくるとわかるけれど、三渓園脇の通りの銀杏もきれいなんだ。誰も話題にしないけれど、「間門」の交差点から始まって三渓園の脇を通って本牧に向かうあの通り、地図だと357号線、通称「産業道路」というのかな、実はあの通りの銀杏の方こそ見せてあげたいくらいなんだ。僕としては、銀杏の季節あそこは隠れた穴場だと思う。この道路片側三車線くらいのすごいハイスピード道路なんだ。だから、とてもじゃないけれど停めて写真撮るような気持ちになれない。今度近いうちに、一枚二枚写真撮ってきて、見せてあげるよ。

 みなとみらいのあたりもけっこう銀杏並木があってきれいだ。ブラリブラリとして、最後はちょっと、今話題の「ベイクウォーター」をのぞいてみたよ。そごうの脇にできた新しい施設だね。まあ、レストラン街というのかな。ちょうど昼時のせいか混んでいて驚いた。寒いし雨も降っているから、逆にこういうところが混むのかな。

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 たまたまなんだけれど、知り合いがこのベイクウォーターで働いている。それも二人。まあ、いっていきなり会えるものではないのだけれど、どんなものかと様子をうかがってきたよ。こじゃれたレストランだね。デートにはいいのかもしれない。もっとも今日は混みすぎている。テーブルとテーブルの間が狭すぎて、今日の昼時に関していうとデートいうのでもないのかもしれない。でも、ちょっといい感じのところだったな。Dscn1351 Dscn1353

 5Fのイタリアンがおいしそうだった。それにオイスターバーか。今度ゆっくりいってみよう。といっても、一人でいくようなところではないさそうだから、一緒にいってくれる人を見つけないとだね。

 ということで、「まだ早いかな」と思っていたのだけれど、神奈川の神奈川らしい風景である日本大通りの銀杏を紹介してあげられてよかった。多忙にかまけて様子をのぞかないでいたら、裸の樹を眺めることになっていたかもしれない。

 次は鎌倉の様子を見にいきたいな。鶴岡八幡宮や妙本寺の大銀杏はどんなだろうな。楽しみ。でも、銀杏の黄色にはやはり青空が似合う。鎌倉に紅葉を眺めにいく時は、背景が青空の写真で紹介してあげたいな。

 帰りはかなりの雨になった。寒いし濡れるし。いよいよカブラリ号には厳しい季節がやってくる。分厚いライダースジャケットを着て、ダルマみたいな様子でカブラリ号にまたがっているのを見られると幻滅されてしまうかな。スマートかつ寒くないような格好ってないのかな。バイク乗りの永遠のテーマだね。

 次の機会では、ぜひカフェカブミーティングに参加して、その様子を君に語ってあげたいな。いつになるのかな。

 この季節お互い体調に気をつけよう。では、ごきげんよう。

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2006年11月12日 (日)

湘南紅葉通信 第一弾

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

 さて、湘南にもどったよ。カブラリ号は相変わらず元気一杯。

 高原の紅葉は堪能させてもらったけれど、こっち湘南はどうなっているのかな。

 といったところで、結論は明白なんだろうな。一週間前に標高1000メートルの高原が紅葉真っ盛りだったわけで、ついこの間それを楽しませてもらった。ということは、海沿い標高0メートルのこのあたりで紅葉というのでもないんだろうな。

 平日の夕方だけれど、自分の中で「紅葉スポット」と位置づけているところをカブラリ号で巡ってみた。
 やっぱり紅葉という感じじゃないな。広葉樹の紅葉にしても銀杏の黄葉にしても、巡ったところはまだ早いみたいだ。
 ランドマークにしている鎌倉十二所神社の銀杏にしても、まだ「黄色」というものではなかったな。周囲の緑、あれは杉かな、それの緑とは異なる色合いになりつつあるかなというところだけれど、まだ「黄色」となって自己主張するほどじゃあない。

 そんなわけで、最後にお気に入りの場所「葉山南郷公園」によってみたよ。

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 すると意外や意外。銀杏にしてもかなり染まっている。けやきもすっかり紅葉して、葉を落としていたよ。

 夕方の日が暮れる直前の風景だけれど、銀杏の様子が伝わるかな。右側と左側とで色合いが異なるにしても、「見頃」といってもいいくらいだろう。

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 銀杏って、もともとが黄色いんだってね。知っていたかい?
 他の葉っぱは、たとえば広葉樹なら基本となるのは葉緑素の満ちた緑色の状態で、温度が下がって赤い色素を持つアントシアンが活性化

した状態はやはり本来の姿ではないということだ。
 それがアントシアンを含まない銀杏の場合は、黄色い「下地」が現れているということらしいよ。たまたま知り合いと会話していて、「銀杏って見事なくらい黄色くなるよね」っていったら、その人が「もとが黄色だったりしてね」っていったのが気になって調べてみたんだ。その人もなんの気なしに口にしたらしいけれど、実は真実を突いていたわけだ。

 そうそう。もう一つおもしろいことを知った。紅葉というのは温度差が激しい方が早く色づくらしい。ここ南郷公園がそのいい例なんだ。ランニングしている人たちいるだろう。左側が日の当たる方で、右側が当たらない方。明瞭な差があるね。温度差が激しいと色づくのが早いということなんだろうな。

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 帰り道には葉山の棚田のところにある杉山神社の大銀杏も眺めてきたけれど、まだまだというところ。逆にいうと、南郷公園の見事さは、この時期の穴場というところだろうね。いつかこんな銀杏を一緒に眺めにいこうよ。湘南で一足早い黄葉が楽しめる、他の誰も知らない秘密の場所だ。そしてこの風景を独占しよう。一年に一度の贅沢を味わおう。

 さあ、いよいよ湘南地域も紅葉の季節が始まるかな。今回が第一弾。つづきをお楽しみに。あれれ、最後の最後に気がついたけれど、今回カブラリ号が写ってないね。すっかり忘れていたよ。次はカブラリ号の勇姿も入れて、紅葉の便りを伝えるよ。では、ごきげんよう。

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2006年11月 9日 (木)

ガブラリ号 軽井沢にいく! その2

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

  軽井沢に着いたのが比較的早い時間だった。気合入れて夜明けというのか深夜というのか、早い時間に出たのがよかったんだろうね。軽井沢までは6時間くらいかかったにしても、それでもまだ早い時間だった。この日は北軽井沢に泊まることになっていたから、午後の時間帯に余裕ができたんだ。もう一つ、なによりこの日いい天気だったんだよね。高原の天気で寒いかな、なんて思ってやってきてみたけれど、思っている以上に暖かい日だったんだ。それで思い切って「大冒険」してみることにしたんだ。

 カブラリ号もまだまだ元気。こっちの身体も思っているより疲れていない。そこで、草津方面に向かうことにしたんだ。草津に寄ってみて、そこから絶景の志賀草津道路を通ってみようということにしたんだ。

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 まず軽井沢から坂道をどんどん登って、北軽井沢へ。北軽井沢は気持ちいいね。高原らしい風景が至るところに見られる。ちょっと道をそれると雄大なキャベツ畑なんかがあったりして、ちょっとした「ミニ北海道」が見られるんだ。今回はキャベツ畑のあある嬬恋村方面ではなく、草津方面に向かうことにしたので、その雄大な風景はまたいつか紹介するよ。

 草津は連休で大賑わいだった。志賀草津道路は標高が高いから、太陽の高い気温の高い間に走らないとつらいかと思って、ここは横目で見るだけで通り過ぎる。温泉は帰り道だね。

 草津の町を抜けるとすぐにスキー場。脇を通っていよいよ志賀草津道路だ。バイク専門誌なんかでも、必ず「おすすめコース」になっている。最高に気持ちいい道だよ。いつもは車で通る道だけれど、そこを90CCのカブラリ号で挑戦だ!

  この日は連休に加えて紅葉の見頃ということもあって、車の交通量が多い。バイクもいっぱい走っていたよ。軽井沢あたりでもカブで走っていると不思議そうな目で見られるけれど、志賀草津道路に至っては、周囲のハイカーや自動車の人たちだけでなく、バイクに乗っている人たちでさえカブが走っていると驚いていたりする。そりゃあ、そうだろうなあ。周囲を見回しても、90CCなんていやしないもの。だいたい大排気量。少なくても400CCだとかだね。ましてや最近団塊の世代のバイク回帰なのか、1000CCのバイクだとかハーレーダヴィッドソンがやたら走っているくらいだから、驚くのも当たり前だよね。「なんで新聞配達の人がこんなところ走っていいるの!?」という反応がおもしろい。 
 どうも「カブ」というのはバイクの世界においてもどこが独自の世界を築き上げているみたいだ。「オートバイ」だとか「バイク」だとか一言でまとめてしまうけれど、世の中には「バイク・スクーター・カブ」という大雑把な分類があるように思うな。カブに乗って走り回っている人は、その「独特の存在感」というのが楽しいからなんだろけれど、世間の人の目で見たら、所詮「新聞配達のバイク」だよね。「こんなところ走っていいるけれどいったいどこに新聞届けるんだろう?」って思われているんだろうなあ。

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 志賀草津道路は最高だね。ここって冬の間は閉鎖されているんだ。11月の下旬には閉鎖されるんじゃないかな。夏なら快適かというと、その頃は霧がよく出るんだよね。本当に目の前もわからないくらいの霧が出たりする。だからこそ、今回の快晴視界良好というのは幸運だったね。途中途中確かに霧でかすんだりしたけれど、まあ絶景を楽しめたよ。カブラリ号の写真撮ったけれど、遠くに見える道路を車が走っているのわかるかな。あんな調子で走る山岳ロードなんだ。

 今回「思い切って志賀草津道路を走るぞ!」って思ったのはいいけれど、じゃあ、と゜こまで、って決めないでただひたすら走ってみた。で、やっぱりここは記念写真かなっていうのが「国道最高地点」だ。こういう「なんとか地点」ってその真ん前までバイク持っていって撮影するのって意外と大変なんだろうけれど、ここって簡単にできるのがいいね。今回カブラリ号でここまできたという証明写真だ。標高2200メートルだもんね。カブってすごい。

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 近くの「渋峠」というところについていた温度計だと気温は4℃。軽井沢あたりはこの時期にしては暖かくて14℃くらいはあったから、やっぱりこれだけ標高が高いと温度も下がるな。11月下旬で閉鎖というのもわかる気がする。途中途中のレストハウスだとかパーキングだとかは、車はもちろんバイクもたくさん停まっていた。駐車場に入りきれないくらいだった。そんな中を駆け抜けてきたんだ。

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 志賀高原のあたりでは湿原を歩いてみたよ。青い空に紅葉。澄んだ空気。最高に気持ちいいや。散歩コースの湿原にあったこれなんだかわかるかな。「ベル」だ。あんまり身近で使うことないけれど、商店街の抽選のイメージかな。「カランカラン」ってけっこう派手なんだよ。これってクマよけにあるんだろう。なんかしゃれになっていないね。ウキウキ気分で歩いていたのに、急にシュンとなっちゃった。

 目的地を決めないできたんだけれど、このコースはどこかで引き返すことになる。同じ道を通ってもどるわけだね。Uターンするきっかけを考えないままきてしまったんで、「どこにしようかな」って考えながら走っていた。志賀高原を抜けると今度は下っていいくことになるけれど、どこまでも下ると帰りもしんどいし、っと思っていたら、「渋温泉」という温泉街の看板があった。「なんか聞いたことあるな」と思って、ここに寄ってもどることにしたんだ。

 寄ってみてびっくり。今回のカブラリ号の大冒険でいちばんの収穫はここ渋温泉かもしれない。石畳に木造建築。気取らない町並みに、そこに自然体で生きる人たち。「今の時代にこんな温泉街があるんだあ」って素直に感動した。

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 なんだか一つ一つの風景がうれしくて、あっちこっち歩いたりカブを停めたりして、写真をたくさん撮ってみたよ。
 旅館の前その旅館あるいは周辺の子供たちなんだろうね。仲居さんと一緒に遊んでいたりする。そこにお客さんが子犬を連れてやってきたりすると、「ワア」なんていって集まったりする。足湯でのんびりと家族連れが過ごしている。そこに最新流行のファッションの若者カップルが加わったりする。そんな様子を眺めながら、湯上りで浴衣姿の人がタオル片手に通り過ぎていく。一つ一つの風景が自然なんだよね。

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 自分の知っている温泉っていったいなんだろうなんて考えたよ。伊豆だとかなんだとかいろいろいっているけれど、ただ温かいお湯が出て観光客でにぎわっているというのが、僕にとっての温泉街だった。温泉が湧いていることだけで温泉なわけじゃないんだろうな。その町の歴史だとか住んでいる人たちの姿勢だとか、そういうのすべて含めて温泉なんだろうなって、教えてもらった気がした。今回の大収穫。いつかこの町のどこか木造建築の宿に泊まりたいな。そう思いながら、引き返したんだ。

 帰り道は少し霧が出ていたけれど、それでも夏のような濃いものじゃなかった。

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 快適に走れたよ。観光名所の「お釜」は人人人という感じ。遠くから山道を登る人の列が見えるんだけれど、なにかの宗教の巡礼のようだったよ。カブラリ号だからスッスと走ってみたけれど、車だと混雑を感じるくらいだったのかもしれないな。

 草津でお風呂に入って北軽井沢へ。この日深夜というのか早朝というのか、その時間に湘南を出て、まだ明るい時間なのにこれだけの収穫を得て一日を終えられることに大満足。

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 そして翌日は北軽井沢の森の中を散策したりして帰路についたよ。帰ってみたら総走行距離は720キロくらい。燃費は65キロくらいかな。

 毎回カブラリ号で遠乗りする度に思うけれど、カブラリ号のタフさには頭が下がる。不満一ついわずに元気に走ってくれる。そして毎回毎回感じるのは、こちらの身体が先に弱音を吐くという情けなさ。全世界5000万台のカブなんだから当たり前なのかな。カブの頑丈さに勝とうというのが甘い考えか。
 今回の旅で思ったけれど、カブラリ号ならどこでもいけるね。不安はない、というのが実証された。北海道でもなんでも大丈夫。これから紅葉シーズンだ。近場はどんどんいってみよう。近くないところでも、まずはいってしまうことかな。今回と同じように。頭で考えていても不安になるだけだろう。いってみてだめなら引き返してくればいいんだし。ちょっと自信がついたな。自分の中の「達成感」は、ちょっと他の人にはわかってもらえないだろうな。カブラリ号で走っていると、少年になれる。こんな気持ちになれるなんて、手に入れる前は思ってもみなかったな。いい旅だったよ。
 いよいよ湘南地域にも紅葉前線がやってくるかな。次はそんな紅葉の便りを伝えられるといい。では、ごきげんよう。

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2006年11月 7日 (火)

カブラリ号 軽井沢へいく! その1

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《カブラリ》 名詞
 バイク「スーパーカブ」で、街を、海を、山を、ブラリブラリと散歩すること。

  なんと10月は一度も更新ができなかった。
 「まめに更新しなくちゃ」なんていっていたのに、なんだかくやしいな。

 だからというのでもないけれど、久しぶりの今回は大きく出たよ。題して
「カブラリ号 軽井沢へいく!」だ。連休を使って、思い切っていってみたんだ。

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 そもそもカブラリ号で軽井沢にいこうなんて思ったのには理由があるんだ。
 前々からカブラリ号でどこか遠くにいってみたいと思っていた。夏の間何度も伊豆にいったけれど、あれでだいたい片道100キロはないくらい。いつも潜りにいく川奈の海岸まで2時間半で着くわけだから、実際たいした距離だとは思わない。
 「どこか遠くに」といった時、なんとなく頭にあったのが軽井沢だったんだ。それでもなかなか踏み切れなかった。いざいこうとなると、「カブは心配ないだろうけれど、こちらの体力的に大丈夫かなあ」なんて余計なことを考えてしまう。
 そんな時に、今度の11月19日にある「カフェカブミーティング」の情報が耳に入ってきた。いつも楽しませてもらっているカブのホームページだとかブログだとかの人と実際に会ったり、そこでいつも見せてもらってこちらも改造のヒントにさせてもらっているカブたちを目の当たりにしたいものだなんて考えていた。予定がつくかどうかわからないけれど、「一度いきたいなあ」と思いながら、たまたま去年のカフェカブミーティングの様子を雑誌で見ていたんだ。
 すると、いちばんの「遠来賞」もらっている女性がいて、この人「関西からきた」と書いてある。関西って関西だろう。愛知だとか三重とかなら、それは「中部」だよね。関西って大阪だとか奈良だとか京都だろう。この人の詳しい地域書いてなかったけれど、まあそのあたりからきたわけだ。写真見ても、爽やかな笑顔なんだよね。何百キロって走ってきた疲れなんて微塵も見えない。かわいらしい人なんだ。
 「これではいかん!」って思ったよ。たかだか同じ関東地方、せいぜいそこから一歩入った信州。このあたりにいくのにためらっているようでは、カブ乗りとして顔向けができない。

 というわけで、重い腰を上げていってきたんだ。

 ここ湘南地域は海沿い。ということは、海抜0メートルといっていい。そこから標高千メートルの信州の山まで、カブラリ号ひた走りだ。

 前日暇を見つけて、カブラリ号を「自称ツアラー仕様」に改造。Dscn1148
 といっても、イリジウムプラグに付け替えて、シートは厚めのカブラ用に、そしてシート後ろのすき間に雨具とパンク修理剤、そして予備のガソリンボトルを摘めるように小さいバッグをつける。
 これが思っている以上にそれっぽい。荷物の積載量も相当になって、「おっ、これならいつか北海道とかいけそう」などと気持ちだけ先走ってしまった。

 湘南地域に住んでいていちばん面倒なのは、神奈川と東京多摩地域のゴチャゴチャした町並みを抜けないと信州だとかにいけないことだね。それも大排気量のバイクなら保土ヶ谷バイパスが使えるけれど、カブラリ号はひたすら16号を上がっていくしかない。途中多摩地域の裏道は知っているからいいけれど、ツーリング気分を味わう前に、いつもの通勤気分の延長のような時間を過ごす羽目になったよ。
 渋滞に巻き込まれないよう、夜明け前の暗い時間に出発。正直この時期の軽井沢の気候というのがピンとこない。標高千メートルなんだから昼間はともかく朝晩は冷えるのだろうと、真冬用のライダージャケットで身を固める。カブラリ号の軽やかな印象に対して、ライダーであるこちらはダルマ仕様。ミスマッチな様子に我ながら苦笑い。
 まあ、途中確かに苦労はあったし、たかだか90CCのバイクだから怖い思いをする時もあったけれど、それもカブツーリングの楽しみということで神奈川・東京・埼玉あたりの道中は省略。
 今回は紅葉を楽しもうと秩父地域を抜けていってみた。このあたりひたすら走ることに夢中で写真を撮る余裕もなかった。気がついたらもう軽井沢の手前。碓氷峠だ。ここでようやくツーリング気分になって、写真撮影。「いかにも」という感じだけれど、旧国鉄の「レンガ橋」を背景に写してみたよ。 Dscn1183

 碓氷峠の180いくつかだかのカーブを抜けて、軽井沢へ。
 ここまでなんだかんだで6時間くらいかな。市街地を抜けるのに時間がかかった。秩父からはあっという間だったのにな。普段海岸沿いを走る時は「湘南バンザイ」という感じだけれど、いざ内陸部に向かうとなると、「もう少しこっちに住んでいたいなあ」なんて思ってしまう。

 さて、軽井沢に着いて、僕とカブラリ号を歓迎してくれたのは、

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 Dscn1155_1 なんと「スキー場」。カブラリ号の向こうに一本白い道ができているのがわかるかな。11/1オープンっていうけれど、とりあえずこの一本だけ無理やり雪降らせてコース作っている。それでも待ち遠しい人にはうれしいのだろうな。けっこうにぎわっていたよ。それにしてもカブとスキー場ってすごい組み合わせだよね。バイクにとっていちばん縁のないのが雪だからなあ。
 とりあえず軽井沢に着いたわけだけれど、意外と早い時間に着いたので、少し軽井沢をブラブラした。

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 カブラリ号の向こうに見える看板が読めるかな。「熊が出るので注意して」という看板なんだ。しゃれにならないね。特に今年は。民家のあるあたりでもけっこう警戒しているみたいだ。「カブ-cub」って「小熊」のことだろう。仲間ということでかんべんしてもらいたいな。

 この日は北軽井沢という軽井沢から草津の方に向かうあたりで泊まることにしてあったので、時間があったんだ。そんなわけで、僕とカブラリ号ここでまた思い切った行動に出たんだ。大冒険に向かったんだよ。この先「つづく」ということで。

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